変貌を遂げたウィザーズとジョン・ウォールについて

圧巻の、

 

ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)。

Instagram(johnwall@johnwall)https://www.instagram.com/p/BRJ_tkDD_Ef/?taken-by=johnwall

 

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・第4シード

1997年にワシントン・ブレッツからワシントン・ウィザーズへと名称が変更されてからのこの20年間で最多の勝利数を稼いだ今季のウィザーズ。49勝をあげたそのチームは昨オフに大型の補強を行わず、スコット・ブルックス新HCの考えを浸透させることに力を入れ早くも成果を表した。NBA7年目26歳のジョン・ウォール(John Wall)はエースとして今シーズンのウィザーズを象徴するようなパフォーマンスを見せている。

 

ワシントンは昨季出場できなかったプレーオフに第4シードで参加し、現在第5シードのアトランタ・ホークス(43勝)と戦っている。ジョンウォールはそのどちらの試合でもゲームを支配し、チームを2連勝に導くなど素晴らしい活躍を見せた。1試合目(114-107)では37分出場し32得点、FG成功率50%(12-24)、FT成功率100%(6-6)、14アシスト、4リバウンド、3ターンオーバーを記録し、2試合目(109-101)は39分出場の32得点、FG成功率45%(9-20)、FT成功率80%(12-15)、9アシスト、5リバウンド、4ターンオーバーを記録した。懸念とされているジャンプショットも好調でアクセル全開の状態のため、この勢いをもってすればホークスの勝利は難しいと言わざるを得ない。

 

1試合目、圧巻のウォール!(7分32秒)

 

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レギュラーシーズンのジョンウォールは78試合で先発し平均36.4分、23.1得点、FG成功率45.1%(8.3-18.4)、3P成功率32.7%(1.1-3.5)、FT成功率80.1%(5.4-6.8)、10.7アシスト、4.2リバウンド、2スティール、4.1ターンオーバーをマーク。得点、FG成功率、アシスト、スティールなどでキャリアハイを残し、彼がプレーした78試合のうち50試合でダブルダブルを記録した。ゴール付近でのフィニッシュのスキルは文句なしの一方でジャンプショットは総じて良いとは言えず課題と言えるところ。

 

今季のウォールにおいて特筆すべき点はドライブの多さだ。1試合当たり平均11.8回のドライブをしている。これはリーグ4番目の多さであり、昨季は8本(リーグ22番目)だったことを考えるとかなりの増加と言える。それに比例してFTアテンプトも昨シーズンの平均4.5本から今シーズンはキャリアハイの6.8本へ増加し得点力アップの要因となった。

 

絶妙アシスト2本立て(54秒)

 

ジョンウォールのゴールに対するアグレッシブさは今季のウィザーズを象徴している。ワシントンの今季のオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりの得点指標、OR)は108.5ポイント(リーグ9位)、ディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりの失点指標、DR)は106.9ポイント(リーグ20位)となっており、少なくとも過去5シーズンの間で最も攻撃的なウィザーズへと変貌を遂げた。

 

カッコ内はリーグの順位

シーズン OR DR 勝数
16-17 108.5(9) 106.9(20) 49
15-16 102.9(19) 103.6(13) 41
14-15 101.8(19) 100.0(5) 46
13-14 103.3(18) 102.4(10) 44
12-13 97.8(30) 100.6(8) 29

NBA.comより

 

シーズンの序盤こそこれまでのウィザーズから見ればディフェンスの悪化が目立っていたが、それ以降はオフェンスが上手く回り始めディフェンスのウィークポイントを補って余りある状態になった。オクラホマシティ・サンダーで指揮を執っていたスコットブルックス新HCの加入とウォールの着実な成長が重なったこともあるだろうが、コアメンバーをほぼ変えずに1年で攻守のチームカラーが変化し、しかも49勝と結果を出すというのは興味深いことだ。そして、相方のブラッドリー・ビールとのデュオも非常に良く、彼らはワシントンの他のコンビも含めて一番多く試合に出ている(2362分)。このデュオのオフェンシブレイティングは昨季の105.1ポイントから今季は112.9ポイントへと大幅に向上しさらに破壊力のあるオフェンスになった。

プレーオフはウォールだけでなくビールにも注目していきたいところですね!

 

2試合目、勢いを増すウォール!(4分15秒)

 

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