ドラ外のドリアン・フィニー・スミスが81試合に出場できたワケ


挑む、

 

ドリアン・フィニー・スミス(ダラス・マーベリックス)。

Instagram(Dorian Finney-Smith@doedoe_10)https://www.instagram.com/p/BOLrSECA3CD/?taken-by=doedoe_10

 

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・ドリアンフィニースミスとは

新人王候補のデニス・スミス・ジュニアがサマーリーグとプレシーズンで早くも実力を見せつけるなど、新たなシーズン開幕に弾みをつけているダラス・マーベリックス。若手を育てるというよりはFAのベテラン選手を獲得することでチームを強化してきた印象のある最近のマブスだが、そろそろダーク・ノビツキーの時代の後も視野に入れてか、積極的に若手の風を取り入れているようにも見える。ドリアン・フィニー・スミス(Dorian Finney-Smith,203センチ,99.8キロ)についても、ハッスルプレーからチームに勢いを与える若手フォワードとして今季も注目しておきたいところ。

 

NBA2年目を迎える24歳のドリアンフィニースミスはドラフト外からマブスに入団した選手だ。バージニア工科大学で1年間、のちフロリダ大学(University of Florida)で3年間プレーし、フロリダ大学での3年目には平均14.7得点、8.3リバウンド、2.1アシストを記録している。強靭なフィジカルを軸としたディフェンスは魅力的だが、ドラフトで指名されるにはあと一押しのアピールが足りなかった。

 

ドラフトでは指名されなかったものの、サマーリーグやトレーニングキャンプで印象を残し、昨シーズンの開幕ロスターぎりぎりの15番目の枠に滑り込んだ。結局NBADリーグに行くこともなく、昨季は81試合に出場し35試合で先発を果たした。平均20.3分、4.3得点、FG成功率37.2%(1.5-4.1)、3P成功率29.3%(0.7-2.4)、FT成功率75.4%(0.6-0.8)、2.7リバウンド、0.8アシスト、0.6ターンオーバーを記録している。

 

フロリダ時代の強烈ダンク(31秒)

 

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特別驚くようなスタッツではないが、なぜ新人のドリアンフィニースミスは81試合で平均20.3分も出場できたのだろうか。そのヒミツは彼の高いディフェンス力にある。昨シーズンの開幕から5試合は1~2分の出場のみにとどまっているが、6試合目以降は平均20分前後のプレータイムを獲得している。

 

ターニングポイントとなったレギュラーシーズン6試合目、2016年11月6日に行われたミルウォーキー・バックス戦で、ドリアンフィニースミスのヤニス・アデトクンボに対するディフェンスが非常に高く評価された。平均22.9得点で昨季のMIPに輝いたヤニスをこの試合では11得点(4-12)に抑え、オーバータイムまでもつれる試合から勝利を手繰り寄せることに大きく貢献した。ダラスのシーズン初勝利を飾ったこの試合で、スミスは32分出場しながら5得点に終わったが、プラスマイナス(その選手がプレーしている間の得失点差)はチーム最高の+19ポイントをたたき出し、いかにディフェンス面でチームを助けたかを物語っている。

 

以降、リック・カーライルHCの信頼を得、スミスはディフェンスを中心にハッスルプレーでチームを盛り上げ続けた。

 

2年目となる今季はどれだけオフェンスで存在感を出せるかが楽しみ。今年のサマーリーグでは6試合で平均8.0得点、FG成功率22.6%、3P成功率19.2%といった具合でもう少し時間がかかるのかなという印象だが、シュートフォームを改良しながら地道にジャンプシュートの精度向上に取り組んでいるようなので期待したい。スリーの成功率が35.0%程度になれば今季は上出来だと思う。大学時代を見る限りアウトサイドも得点も一定の水準で取れる選手なので、なんとかNBAに適応してほしいところ。

 

ダラスのスモールフォワードにはウェスリー・マシューズがいるため、ドリアンフィニースミスは控えからの出番が多くなる。ディフェンスを引き付けるだけのコーナースリーを武器にできれば、パワフルなペネトレイトも効果的に機能しフリースローを得点源にできそう。ゴーゴー!

 

キャリアハイ17得点(1分25秒)

 

ドリアンMix!!(9分08秒)

 

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