3年ぶりに復帰したジョーダン・クロフォードの変化とは


復帰した、

 

ジョーダン・クロフォード(ニューオリンズ・ペリカンズ)。

Instagram(New Orleans Pelicans@pelicansnba)https://www.instagram.com/p/BRt6jdbAXdD/?taken-by=pelicansnba

 

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・カムバック!

オールスターゲーム当日にデマーカス・カズンズが移籍してきたニューオリンズ・ペリカンズ(34勝48敗)。オールNBAファーストチームに選ばれたアンソニー・デイビス(平均28得点、11.8リバウンド)とオールスターのデマーカスカズンズの重量コンビが注目を浴びるペリカンズだが、昨シーズンの終盤に嬉しいサプライズを巻き起こしたジョーダン・クロフォード(Jordan Crawford)にも注目した方が良さそうだ。

 

約3年のブランクを経て再びNBAの舞台に戻ってきたシューティングガードのジョーダンクロフォード。彼は2010年のNBAドラフト1巡目28位で当時のニュージャージ・ネッツに指名されている。2010-14年の間アトランタ・ホークス、ワシントン・ウィザーズ、ボストン・セルティックス、そしてゴールデンステイト・ウォリアーズを渡り歩き、2014-16年の間は中国でプレーした。中国で平均43.1得点を記録し得点王に選ばれるなどした後、翌2016-17シーズンの大半をNBADリーグで過ごした。Dリーグでは37試合で平均23.5得点、FG成功率47.3%、3.5アシスト、3.3リバウンドをマークしている。そして、NBAのレギュラーシーズンも終盤に差し掛かった3月の初めにニューオリンズ・ペリカンズと10日間の契約をし、久々のNBA復帰へと至った。

 

28歳のジョーダンクロフォードは2014年の4月以来となる2017年3月6日に行われたユタ・ジャズとのリーグ復帰戦でいきなり19得点(FG8-15)をマーク。その勢いはシーズンの最後まで衰えず、途中出場した19試合で平均23.3分、14.1得点、FG成功率48.2%(5.5-11.5)、3P成功率38.9%(1.9-5.0)、FT成功率76.9%(1.1-1.4)、3.0アシスト、1.8リバウンド、0.6スティール、1.3ターンオーバーを記録した。

 

復帰戦で19得点!いい動き!(2分9秒)

 

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FG成功率(48.2)、3P成功率(38.9)でキャリアハイを記録。これまでのジョーダンクロフォードはシュートの成功率が上昇せずターンオーバーが多いなど粗削りなプレーが目立っていた。しかし、19試合の出場ではあったが、FG成功率がキャリア平均の41.1%から48.2%へ、3P成功率もキャリア平均の31.4%から38.9%へと大きくクオリティが上がり、ターンオーバーに関してはキャリア平均の1試合当たり1.9本から1.3本へと抑えた。特にも、1試合当たりの3P試投数が自己最多の5.0本でありながら、高い成功率をマークしたのは評価できると思う。

 

クロフォードの昨季シーズンハイは22得点であるが、彼はウォリアーズ時代にキャリアハイの41得点を記録しており(2014)、ウィザーズ時代にも39得点を残している(2011)。プレーヤーオブザウィークの受賞経験があり(2013)、トリプルダブルも3度経験している(2011,12,13)。スコアリング能力は高いものの、シュートに波があることが欠点だったが、ニューオリンズでの19試合のうち17試合で二桁得点を記録するなどコンスタントに得点できる選手であることを示した。

 

PER(Player Efficiency Ratingの略、その選手の質)はキャリアハイの17.7ポイントをマークし、チーム内で言えばアンソニーデイビス(27.6)、デマーカスカズンズ(23.3)に次ぐ数値となっていることからも、クロフォードが良い働きをしていたことが読み取れる。現に彼がプレーした19試合は9勝10敗(勝率47.4%)であり、決して良いとは言えないけれども、彼がまだ一員ではなかったころのペリカンズが25勝38敗(勝率39.7%)と思うと良い効果を生み出せていたのではないか。

 

上手くセカンドユニットを回していたジョーダンクロフォードは、2度目のNBAのチャンスをこれまでのようなセルフィッシュなスコアラーというタイプから、安定して点を稼ぐシューターのようなタイプとして挑戦している。それは今のところ功を奏しており、17-18シーズンまでの契約を勝ち取ると同時に、今シーズンも彼に注目したい要因になっている。

 

ニューオリンズのガード陣の多くは刷新された。今年からラジョン・ロンド、イアン・クラーク、フランク・ジャクソンが新加入。特に、ボールをキープするタイプのロンドとスポットアップシューターのクロフォードの相性は良いと思われ、ディフェンスのイメージが強いイートワン・モアよりも彼はベンチからのスコアリングオプションとして期待できる。

 

初めの4シーズンから分かるようにジョーダンクロフォードは得点力もあるので、ドライブからディフェンスを引き付けたり、閉塞した展開のときは1on1を仕掛け状況を打破することも期待できる。ドリュー・ホリデーが先発シューティングガードになるだろうから、NBA6年目となる17-18シーズンの彼はバックアップでのパフォーマンスに注目したいところだ。

 

シーズンハイ22得点!(2分)

 

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