キャリア最高のデマー・デローザンが抱える課題と1つの発見


真っ盛り、

 

デマー・デローザン(トロント・ラプターズ)。

Instagram(Toronto Raptors@raptors)https://www.instagram.com/p/BSjN8KtjimP/?taken-by=raptors

 

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・オフェンシブ

イーストのプレーオフ常連チームとなったトロント・ラプターズ(51勝31敗)。カイル・ロウリーとデマー・デローザン(DeMar DeRozan)のバックコートコンビが年々威力を増し、4年連続でポストシーズン進出を決めている。このオフにカイルロウリーはフリーエージェントとなったが、ラプターズとの3年契約にサインし残留が決定した。

 

NBA9年目を迎えるチームトップの点取り屋、シューティングガードのデマーデローザンは16-17シーズンの開幕と同時にフランチャイズ記録となる1試合40得点を記録。あれよあれよと得点を稼いでいき、初めの12試合のうち10試合で30得点以上をマークするなど最高のスタートダッシュを切った。初めの12試合のうち10試合で30得点以上をマークしたのは1986-87にマイケル・ジョーダンが記録した以来の出来事となっている。

 

終わってみればレギュラーシーズン74試合で先発し平均35.4分、27.3得点、FG成功率46.7%(9.7-20.9)、3P成功率26.6%(0.4-1.7)、FT成功率84.2%(7.4-8.7)、5.2リバウンド、3.9アシスト、1.1スティール、2.4ターンオーバーを記録していた。

 

得点が15-16シーズンの23.5点から27.3点へと大幅にアップしキャリアハイ&リーグ5位の得点力を示すとともに、リバウンドも自己最高を達成した。さらに、自身初のオールNBAチーム(3rd)に選出されるなど、16-17シーズンは28歳のデマーデローザンが次のステップに進んだ年ということができるだろう。

 

キャリアトップ10!!(2分52秒)

 

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201センチのデマーデローザンのスコアリング能力はトップレベルであることは間違いないが、問題なのはそれがポストシーズンで発揮されていないことだ。例えば、昨季は1回戦で第6シードのミルウォーキー・バックス相手に4勝2敗で勝ちはしたものの、敗れた2試合は完全に抑えられていたし、4連敗した次のクリーブランド・キャバリアーズ戦ではほとんど見せ場が無かった。

 

レギュラーシーズンで平均27.3得点、FG成功率46.7%としていたチームのスコアラーがプレーオフでは平均22.4得点、43.4%では勝つことは難しい。4年連続、合計41試合出場しているプレーオフの平均も21.7得点、FG成功率40.3%とさっぱり。レギュラーシーズンと同等か、それ以上のパフォーマンスを見せることが次のステップの条件となるだろう。

 

それにしても、アウトサイドが強調される昨今のNBAでスリーの本数も成功率も増加せず、ここまで得点が取れるガードというのもすごいものだ。プレーオフではそれが致命的なのだろうが、おそらくデローザンのこの攻撃スタイルは変わらないと思う。

 

一つ発見だったのは、彼はアイソレーションを得意としながらもチームを上手く回せるということだ。オールスター後にカイルロウリーが右手首の負傷のため21試合を欠場した時期があった。エースポイントガード兼ナンバー2スコアラー不在の中で、積極的にチームを引っ張っていた印象だ。ダブルチームにそれほどかかることもなく、この間4.4アシストをマークするなど(16-17シーズン平均3.9アシスト、キャリア平均2.8アシスト)、そういうスキルもあるのかと思ったりした。ここらへんを17-18シーズンでは注目してみたい。

 

欲を言えば、コービー・ブライアントのように強烈なオフェンスの印象がありながらも、オールディフェンシブプレーヤーの常連的な立ち位置に近づいてくれると(つまりディフェンスが上手くなってくれると)最高。

 

16-17最多キャリアハイの43得点!(5分49秒)

 

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