カール・アンソニー・タウンズのオールNBAチーム不選出の理由


勝負どころの、

 

カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)。

Instagram(Karl-Anthony Towns@karltowns)https://www.instagram.com/p/BW1LNLKjjs0/?hl=ja&taken-by=karltowns

 

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・最高のシーズンへ

昨季はその前と比べて勝ち星を2つ伸ばしたのみとなったミネソタ・ティンバーウルブズ(31勝51敗)。大方の予想よりも結果がやや下回った印象のあるミネソタだが、エーススコアラーのカール・アンソニー・タウンズ(Karl-Anthony Towns)に関して言えば期待十分な活躍をみせた。

 

新人王の獲得経験のある若干21歳のカールアンソニータウンズは、2年連続で82試合にフル先発するなどチームが彼にかける期待の大きさは計り知れない。タウンズ自身もそれに答えるように、ルーキーイヤーの18.3得点から昨季は25.1得点へと大幅に得点力が向上。

 

個人スタッツとしては平均37分出場し25.1得点、FG成功率54.2%(9.8-18.0)、3P成功率36.7%(1.2-3.4)、FT成功率83.2%(4.3-5.2)、12.3リバウンド、2.7アシスト、1.3ブロック、2.6ターンオーバーを記録した。20歳そこそこの選手にしては怪物レベルとしか言いようがなく、ソフィモアで陥りがちなスランプになるということもなかった。特に4月は1勝7敗とチームは低空飛行だったが、タウンズは平均28.9得点、FG成功率60.8%、3P成功率46.2%、14リバウンドの無双状態だった。

 

タウンズの16-17ベストプレーまとめ!(4分33秒)

 

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213センチ、110.7キロのカールアンソニータウンズは昨季合計3031分出場しており、すべてのセンターとパワーフォワードの選手の中で最も多く試合に出場した。

 

また、1つのレギュラーシーズンで少なくとも2000得点、1000リバウンド以上を達成したNBA史上最も若い、そして15人目の選手となった(ちなみに14人目はティム・ダンカンが2001-02に記録したとき)。かつ、その15人の中でアウトサイドを100本以上成功させたのはタウンズだけという偉業ぶり。これまで誰も成し遂げられなかったことをやってのけた新しいセンターとして、その地位を確かなものにしたといえよう(タウンズ2016-17:2061得点、1007リバウンド、3P成功数101本)。

 

ここで1、2年目の彼のショットチャートを見てみる。

 

15-16

 

16-17

 

見れば分かるように、明らかにシュートレンジが広がっている。ドラフト時からミドルショットが上手い選手といわれ、1年目からその結果を出しているが、2年目はこれまで未開拓だったアウトサイドに手を伸ばし、攻撃のカードとしてストックできるレベルにまで落とし込んだ。おまけにハンドリングやフリースローも上手いため、ディフェンダーにとっては相当守りづらい選手に違いない。

 

そんな良いこと尽くしのカールアンソニータウンズが、1stから3rdまであるオールNBAチームに選ばれなかったのは驚きである。選出されなかった理由を付けるとするならば、プレーオフに行けなかったこととディフェンス力の低下があげられるだろう。

 

プレーオフに行けなかったことに関しては読んで字のごとく。ディフェンス力の低下に関しては、試合のハイライトになるようなブロックが何本もありながらも、全体としては新人時代と比べて35本減少した(138->103)。また、彼が出場している間のディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりのチームの失点指標)も、ルーキーイヤーと比べて水準を落とした(108.1->110.8)。チームの層の薄さや、タウンズの出場時間が長く、オフェンスでの出番が多いだけに、これらは仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、オールNBAレベルに達するには越えなくてはいけない点だろう。

 

そして幸運なことに、早くも超えるチャンスがやってきた。オフの積極的補強によりジミー・バトラー、タージ・ギブソン、ジャマール・クロフォード、ジェフ・ティーグといった各チームの主力級が仲間になったからである。ミネソタの14年ぶりのプレーオフがはっきりと現実味を帯び、タウンズにかかる負担も軽減することが可能だ。

 

カールアンソニータウンズにとって、勝ち星を重ね、ディフェンスへも目を向けることができる絶好の環境ゆえに、17-18シーズンは1つの勝負どころといえそうだ。

 

キャリアハイの47得点!(5分34秒)

 

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