ドレイモンド・グリーンの不思議なディフェンス力の巻


万屋、

 

ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)。

Instagram(Draymond Green@money23green)https://www.instagram.com/p/BNXkvN_Aipy/?taken-by=money23green&hl=ja

 

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・優勝候補

今シーズン唯一勝率が8割を超えたチームになったゴールデンステイト・ウォリアーズ(67勝15敗)。開幕前からリーグを賑わし続け3季連続のNBAファイナルを目指すそのスーパーチームは、ポートランド・トレイルブレイザーズ(41勝41敗)とのプレーオフファーストラウンドをスイープで片づけ、続くユタ・ジャズ(51勝31敗)との試合も快勝をもって先勝した。ウォリアーズのオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりの得点指標、OR)はリーグ1位の113.2ポイント、ディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりの失点指標)はリーグ2位の101.1ポイントとなっており攻守においてスキのないチーム編成といえる。

 

NBA5年目27歳のドレイモンド・グリーン(Draymond Green)はリーグトップレベルのオールラウンドプレーヤーとしてすっかり定着し、最強ウォリアーズの万屋としてチームを支え続けている。ドレイモンドグリーンのポストシーズンは今のところ絶好調としか言いようがない。出場した5試合で平均14.4得点、FG成功率50%(4.2-8.4)、3P成功率52%(2.6-5.0)、9.2リバウンド、7.2アシスト、3.8ブロック、1.8スティール、1.8ターンオーバーを記録中。アウトサイドが冴えわたり、ブロックでも強烈なインパクトを残している。グリーンはまだ5試合しか戦っていないにも関わらず、リーグ最多の合計19ブロックを記録している始末だ。

 

ファーストラウンドのブレイザーズとの初戦で19得点(6-10)、12リバウンド、9アシスト、5ブロック、3スティール、1ターンオーバーと鬼の活躍でチームを鼓舞し、4試合目はスリー5本を当てるなど21得点で快勝に貢献。続くジャズとの初戦は17得点(5-10)、8リバウンド、6アシスト、2ブロック、2スティール。すごい…、しかし、これほどスマートな選手も珍しいと思う。ゲームを見れば飛び込んでくる柔軟かつ執拗なディフェンスやスコアリング能力など。ステファン・カリーやクレイ・トンプソンのようなスプラッシュ系ではないし、ケビン・デュラントのような選手でもない。オールスターチームをまとめるハブのようなイメージだろうか。タフで大胆なバスケットをしながら、状況によって最適なプレーを選択できる強さがある。

 

コートにて(1分14秒)

 

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レギュラーシーズンでは76試合に先発し平均32.5分、10.2得点、FG成功率41.8%(3.6-8.6)、3P成功率30.8%(1.1-3.5)、FT成功率70.9%(2.0-2.8)、7.9リバウンド、7アシスト、1.4ブロック、2スティール、2.4ターンオーバーをマーク。アベレージ的にはキャリア最高だった昨季の平均14得点、FG成功率49%、9.5リバウンド、7.4アシストからみれば大人しい面もあったが、2月10日のメンフィス・グリズリーズ戦(122-107、勝ち)で4得点、11リバウンド、10アシスト、10スティール、5ブロックを記録し、得点を含まないNBA初のトリプルダブルを達成するなど異才ぶりを見せつけた。

 

・最優秀守備選手候補

そして、ディフェンスの良さは今季も揺るぐことはない。リーグ2位のディフェンス力を誇るゴールデンステイトの中でDRは2番目の99.3ポイントを記録。1番はデイビッド・ウエストの98.6ポイントだが彼は合計854分しか出場しておらず、グリーンは合計2471分出場していることから、グリーンのディフェンスはチームに最も好影響をもたらしていると言ってよいだろう。加えて、この99.3ポイントは1試合当たり平均30分以上出場したNBAの全選手の中でトップの数字だ。ドレイモンドグリーンが最優秀守備選手に選出されても異論はない。ちなみに、昨季の最優秀守備選手に選ばれたカワイ・レナードも昨シーズン平均30分以上出場した全選手の中でトップのDRを記録していた。

 

このディフェンスを見よ!(8分15秒)

 

思うにドレイモンドグリーンのディフェンスはこれまで最優秀守備選手を経験したディフェンダーと色が異なる。レナードやジョアキム・ノア、マルク・ガソル、ドワイド・ハワード、ベン・ウォレスらと比べるとグリーンのディフェンスはつかみどころがない。もちろんマンツーは上手いけれども、ヘルプの印象も強い。本来ゾーンでもなければ基本的にマンツーだが、彼はコート上のあちこちに出現し、それでいてチームのディフェンスは乱れることなく、質の高いディフェンスを構築できているのだから不思議なものだ。クレイトンプソンやアンドレ・イグダラなどディフェンスに優れた選手が複数いるウォリアーズというチームだからこそ成り立つものなのだろうか。

 

あちこちに出現するグリーン、ブレイザーズ戦にて

 

・プレーオフの見どころ

NBAチャンピオンに向けて敵なしのグリーンだが、フレイグラントファウルには十分気を付けてほしいところ。何を隠そう、昨季クリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナルで3勝1敗と大手を掛けたウォリアーズだったが、グリーンは5試合目をフレイグラントファウルの影響で出場停止となり、そこからチームはまさかの3連敗を喫しているからだ。

 

これね、レブロンへのファウル(1分52秒)

 

グリーンが欠場した5試合目はキャブスのレブロン・ジェームズとカイリー・アービングにそれぞれプレーオフハイの41得点を奪われ、流れがキャブスに傾いた苦い経験がある。ゆえにファウル周りのグリーンにも注目していきたいところ。

 

ダンク!(31秒)

 

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