実力派PGのクリス・ダンは先発にした方が良いの?


それいけ、

 

クリス・ダン(ミネソタ・ティンバーウルブズ)。

Gallery | Kris Dunn At Rookie Photo Shoot((http://www.nba.com/timberwolves/gallery/gallery-kris-dunn-rookie-photo-shoot/)

 

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・クリスダンとは…

若く有望な選手を多数そろえながらもなかなか軌道に乗らないミネソタ・ティンバーウルブズ。シカゴ・ブルズを強豪に仕立て上げた経験のあるトム・ティボドー新HCのもと、ウルブズは幸先のいいスタートを切りたかったが現在11勝24敗と大きく出遅れている。そんなウルブズには新人王の候補とされていた実力派ポイントガード、クリス・ダン(Kris Dunn)が所属している。

 

22歳のクリスダンは2016年のドラフト全体5位でウルブズから指名を受けた。ガードの選手としては最高ランクでの指名を受けた193センチのダンは、プロビデンス大(Providence College)で4シーズン過ごし、その最終学年時には平均16.4得点、6.2アシスト、5.3リバウンド、2.5スティール、3.5ターンオーバーを記録。高校時代から逸材として高く注目され、実力も素質も申し分のないポイントガードとして知られていた。

 

ドラフト時の評価としては、ジャンプシュートの精度やターンオーバーの多さ、ゲームメイクの能力に関して指摘を受けていたものの、ディフェンスやフィジカルの強さ、スピード、パスなどあらゆる要素で一級品の評価を受け、非常に魅力のあるポイントガードと見なされていた。すでにNBAで活躍できるレベルで、新人王について語る際には必ずと言っていいほど名前が出るという感じ。

 

わお!!(49秒)

 

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・開幕!

クリスダンのルーキーイヤーとなった2016-17シーズン。結論から言えば、想定していたようなパフォーマンスを発揮するのに時間がかかっている状況だ。今のところ全35試合に出場し平均17.1分、4.1得点、FG成功率38.5%(1.6-4.1)、3P成功率31.3%(0.3-0.9)、FT成功率62.5%(0.7-1.1)、2.5アシスト、2.3リバウンド、1.0スティール、1.2ターンオーバーを記録中。

 

スタメンガードのリッキー・ルビオが肘の負傷のため11月の頭から5試合連続で欠場した時があった。クリスダンはその5試合で先発のチャンスをつかんだものの、平均24.1分、4.4得点、FG成功率28%(1.4-5.0)、4.6アシスト、3.6リバウンド、2.0スティールでチームのスターターになるにはインパクトに欠ける結果に終わった。むしろこの時期は3番手のポイントガード、2年目20歳のタイアス・ジョーンズの方が主力メンバーと上手く絡んでいた印象が強い。

 

・ルビオとダン

しばしばリッキールビオとクリスダンのどちらをミネソタのスターターにするべきか議論になることがある。これについては、思うに、ダン次第だ。ルビオはリーグを代表するクリエイティブなパサーであり、1本のパスでチームを雰囲気を大きく変える力がある。コンスタントなアシストのほかにリーチを活かしたリバウンドやスティールも期待でき、何よりケビン・ラブの時代からミネソタを知っているウルブズ在籍6年に差し掛かる経験がある。向上が見られないシュート率(キャリア平均FG成功率36.8%、3P成功率31.3%)はウィークポイントとされるが、ルビオはアンドリュー・ウィギンス(21.7得点、21歳)、カール・アンソニー=タウンズ(21.6得点、21歳)、ザック・ラビーン(21.1得点、21歳)という今季各々キャリアハイの得点を残している前途有望な若手3人とのプレー機会が多いのは事実であり、彼を先発起用する一番の理由になる。

 

ダンのポテンシャルは多くのファンが認めるところであり、力強いドライブやディフェンスは確かに見ごたえのあるものだが、ルビオに代わってスターターになるための決定打が無いように思う。そして、その決定打は得点力と試合のテンポにあると考えている。今シーズンのルビオはキャリアワーストの平均得点(7.0得点、FG成功率36.0%、3P成功率27.6%)なので、クリスダンが、短い出場時間だけれども、コンスタントに2ケタの得点ができれば期待はグッと高まる。加えて、オフェンスのテンポを速くした方が良い。ルビオがじっくり攻めるタイプなので、ダンは持ち前のスピードとパスを活かしたテンポの良いバスケットを目指した方がスタメンにするだけの価値が出てくるというものだ。

 

システム重視のティボドーHCゆえに、ダンはよりアグレッシブに試合ごとに学び続ける必要がある。個人のディフェンス力からすればルビオよりもダンの方が良いが、チームとしてみた場合はルビオの方がまとまりがある。ピックアンドロールやアイソレーションにおけるチームディフェンス通してクリスダンはさらに良い選手になれるはず。

 

タイアスジョーンズはルビオやダンに比べるとほとんど出場の機会はないが(21試合のプレーで平均10.4分)、平均3.1得点、FG成功率42.9%、3P成功率41.7%、FT成功率93.3%、2.1アシスト、1.2リバウンド、0.6スティールで良い結果を残している。オフェンスのテンポもスムーズでなかなか良かったりと、ウルブズのポイントガード枠がどうなっていくのか目が離せないところ。ドリームチームになる可能性をもったウルブズはどうなっていくのでしょうか、楽しみです!

 

キャリアハイ15得点のハイライト!(1分49秒)

 

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