元新人王のマイケル・カーター=ウィリアムスは結果を残せるか


そろそろ、

 

マイケル・カーター=ウィリアムス(ミルウォーキー・バックス)。

MCW

Photo by Maddie Meyer/Getty Images

 

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・MCW

フランチャイズワースト記録となる15勝67敗に終わった2013-14シーズンからの立て直しを図るためジェイソン・キッドHCを採用したミルウォーキー・バックス。翌2014-15シーズンを41勝41敗、プレーオフ出場というサプライズでファンを驚かせたそのチームは昨オフにグレッグ・モンローを獲得し更なる飛躍を画策したものの結果は33勝49敗の空回りに終幕した。2015年の2月にバックスへやってきたポイントガードのマイケル・カーター=ウィリアムス(Michael Carter-Williams)もまた期待されていたようなチームのプレーオフ進出、躍進の原動力となることはできなかった。

 

2013年のドラフト全体11位でフィラデルフィア・76ersに指名されたマイケルカーターウィリアムスはそのルーキーイヤーに平均16.7得点、6.3アシスト、6.2リバウンド、1.9スティールを記録し新人王に選出された経験を持つ。2015年にシクサーズとバックス、そしてフェニックス・サンズが絡む3チーム間のトレードによって彼はミルウォーキーで過ごすことになるが(バックスはブランドン・ナイトをサンズへ放出)、今のところ新天地での目立った相乗効果はチームの成績を見る限りでは生み出せていない。

 

昨季は膝と左臀部の負傷で3月以降を全休するまでの計54試合に出場し内37試合で先発した(左臀部は3月の前半に手術を行い、回復までに3か月ほどを要している)。平均30.5分、11.5得点、FG成功率45.2%(4.6-10.3)、3P成功率27.3%(0.3-1.0)、FT成功率65.4%(2.0-3.0)、5.2アシスト、5.1リバウンド、1.5スティール、2.8ターンオーバーをマーク。

 

NBA3年目24歳のウィリアムスはシーズン毎に差があるスタッツではあるがFG成功率45.2%はキャリアハイを残した。FGアテンプト数10.3本と11.5得点は自己最少にとどまったものの2.8ターンオーバーはキャリアの中で最も良い。それまでは無駄打ちの多い印象が強かったが昨季はシュートセレクションが向上したと見て取れる。14.1得点から11.5得点へと下がっているのはクリス・ミドルトンとヤニス・アデトクンボの成長やジャバリ・パーカーの復帰、グレッグモンローの加入が原因だろう。

 

昨シーズンの最多得点は12月18日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦(112-121で負け)。39分出場し24得点(FG9-18)、5リバウンド、4アシスト、1ブロック、1スティール、2ターンオーバーを記録した。

 

その試合(2分59秒)

 

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・来季に向けて

バックスは2016年のドラフト上位でガードを指名しておらず新加入もマシュー・デラベドバだから、マイケルカーターウィリアムスが来季もポイントガードで起用される可能性は高い。とはいってもアデトクンボがポイントフォワードをする場面もあるだろうからウィリアムスはコンボガードのような役割が一層求められる。

 

もとより198センチのサイズを活かしてポストアップからのプレーや得点、アシスト、リバウンドそれぞれに長けた選手ではあるが特にアウトサイドの向上は急務だと思われる。昨季バックスの1試合当たり3Pアテンプトはリーグ最下位の15.6本(ちなみに1位はウォリアーズの31.6本)でその成功数も最下位の5.4本となった。

 

このスリーポイントの閑散さを補うだけのスコアラーがいない以上はバックスがアウトサイドに関してアグレッシブに考える必要が出てくるだろう(バックスのオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)は30チーム中24位の102.2ポイント)。オフにシューターのデラベドバとミルザ・テレトビッチを加えたがここにカーターウィリアムスも絡んで来ればかなりオフェンスにプラスなはずだ。アウトサイドでなくてもミドルレンジでのジャンプショットやフローターからの得点がコンスタントに出来ても同じようにプラスだと思う。

 

お!!(33秒)

 

バックスのポイントガードがウィリアムスで良いのかどうかという点はいまだはっきりしていないけれども、判断する材料として成長著しいアデトクンボとの相性が良いかというのは常に基準になっていきそう。彼らが同時にプレーしている間のオフェンシブレイティングは103.3ポイントでチーム平均の102.2ポイントを上回っている。タイプ的に似ている選手でもあるので同時にプレーさせたときにどれほどのうまみがこれ以上生じるのかについては来季気にしていきたいところ。

 

12月ごろは特にベンチスタートが多かったがシックスマンでもスターターでも同じようなスタッツが残せるのは長所と考えて、キッドHCがどのように彼を起用していくのか楽しみ。なんかチームを勝たせるポテンシャルはあると思うんですけどね、頑張ってほしいです!!

 

おお!!!(31秒)

 

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