キングことレブロン・ジェームズの今季どうだったのさ


怪物な、

 

レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)。

lebron

Photo by Elsa/Getty Images

 

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・いまだ全盛期

プレーオフ9連勝中とここまで負けなしのクリーブランド・キャバリアーズ。絶好調のチームを率いる大黒柱はもちろんキングことレブロン・ジェームズ(LeBron James)。4度のシーズンMVPとキャリア2年目の2005年からずっと出場しているNBAオールスター、そしてマイアミ・ヒート時代に経験した2度のNBAチャンピオンとファイナルMVPなど輝かしい実績と人気を誇る彼はクリーブランドに初のトロフィーをもたらすための強烈なエンジンとなっている。

 

NBA13年目31歳のレブロンジェームズはイースト1位の57勝したキャブスのレギュラーシーズンで76試合に出場。平均35.6分、25.3得点、FG成功率52%(9.7-18.6)、3P成功率30.9%(1.1-3.7)、FT成功率73.1%(4.7-6.5)、7.4リバウンド、6.8アシスト、1.4スティール、3.3ターンオーバーを記録した。

 

キャリア平均27.2得点、FG成功率49.8%(9.8-19.7)、7.2リバウンド、6.9アシスト、3.4ターンオーバーを考えれば31歳にしてもなお全くプレーが衰えることのない並外れた選手と言うことが分かる。203センチ、113.4キロという鋼のような体躯から繰り出される見応えたっぷりのトマホークは見るものを呆気に取らせる。

 

かつてのクリーブランド時代とは違って今のキャブスにはカイリー・アービングとケビン・ラブを含んだいわゆるビッグスリー体制が形成されており、レブロンはどうすれば有能なプレーヤーとバスケットしながら相乗効果を生み出すことが出来るのかを理解している。それはヒート時代に学んだことかもしれないがここでもそれを発揮して結果につなげているのはさすがだ。

 

ぐおー!(34秒)

 

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レブロンのクリーブランドにおける存在感の大きさはプレーだけでなく数値にも表れており、彼がコートにいる間のオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)は112.4ポイントでチーム1位。それから101.4ポイントのディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい失点しうるかの指標)を引くと差は+11ポイントになる。レブロンは合計2708分出場しており、+11ポイントは1000分以上出場したキャバリアーズのメンバーの中で最も高い数値となった。加えて、レブロンの2708分はチームトップの出場時間でもあり2番目に多く出場したケビンラブが2362分ということを考慮すればジェームズが半端ないことがよく分かる。

 

アウトサイドが30.9%と良くなかった(キャリア平均34%、昨季35.4%)が、その分オフェンスリバウンドなどを利用してインサイドでの得点がけっこうあった印象。それにレブロンはドライブでディフェンスを崩していくことに長けた選手でもあり今季1試合平均9.2回のドライブをしている。これはリーグ15番目の値であり、彼より多くしているのはポイントガードとシューティングガードの選手しかいない(1番はアイザイア・トーマスとエリック・ブレッドソーの11.7回)。おまけにジェームズはポストプレーもできるのでどんな方向からでもチームに適応する抜群の潤滑剤である。

 

ほおおおお!(33秒)

 

・プレーオフにて

2006年以降のプレーオフでレブロンジェームズを見ないシーズンはない。11年連続で出場しているその常連が音頭を取るクリーブランドはこのプレーオフで9連勝を飾るなど勢いは抜群だ。レブロンだけでなくラブやアービング、J.R.スミスを初めとするコアメンバーの好調ぶりがチーム全体に降りかかり白星を積み重ねている。

 

1回戦のデトロイト・ピストンズ戦(4勝0敗)で平均41.3分、22.8得点、FG成功率48.7%(9.5-19.5)、3P成功率21.1%(1.0-4.8)、9リバウンド、6.8アシスト、1.8スティール、3.3ターンオーバーを記録。

 

2回戦のアトランタ・ホークス戦(4勝0敗)では平均36.5分、24.3得点、FG成功率50.7%(9.5-18.8)、3P成功率42.1%(2.0-4.8)、8.5リバウンド、7.8アシスト、3スティール、4.3ターンオーバーを記録。

 

カンファレンス決勝のトロント・ラプターズ戦(現在1勝0敗)は28分、24得点(FG11-13、3P0-1)、6リバウンド、4アシスト、2スティール、4ターンオーバーだった。

 

アービングのシュートタッチがすこぶる良いので点取り屋は彼に任せて、レブロンは試合で必要なすべてのプレーをカバーすることに徹しているように見える。試合の勝負どころを熟知し、勝利に導く高いリーダシップ能力を発揮している。試合のテンポに変化を付けるのが上手くそれは大概チームにポジティブな流れを引き寄せるものだ。

 

もちろんここまでの試合がすべて快勝だったわけではない。そしてその接戦となったいくつかの試合には共通点があって、レブロンはそれらの試合で1本以下しかスリーを決めることが出来なかった(快勝したトロントとの1試合目は3Pアテンプトが1本なので除く)。それでもレブロンは多様な攻撃のバリエーションを持ち合わせているのでアシスト、リバウンド、スティール、イージーなショットでコンスタントに貢献できる。

 

面白いようにシュートが入るアービング(24.7得点)、ウルブズ時代のようにオフェンスリバウンドにも積極的に絡むラブ(11.6リバウンド)、そしてオールラウンドに活躍するレブロン(6.9アシスト、2.3スティール)らビッグスリーの歯車が絶妙なクリーブランドは要チェックしたいところ。楽しみです!

 

これどっからみても最高!(46秒)

 

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