崖っぷちになったゴラン・ドラギッチのプレーオフの巻


正念場、

 

ゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート)。

goran

Photo by Mike Ehrmann/Getty Images

 

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・ドラギッチ!

トロント・ラプターズとの5試合目を落とし2勝3敗と崖っぷちに追い込まれたマイアミ・ヒート。クリス・ボッシュを欠くなかでベテランのドウェイン・ウェイド、そしてゴラン・ドラギッチ(Goran Dragic)のガードコンビがオフェンスの先導役となりここまで勝ち進むことができたわけだが、そのドラギッチのレギュラーシーズンを振り返り、プレーオフにおける次戦以降求められるポイントについて書いてみる。

 

NBA8年目30歳のゴランドラギッチはスロベニア出身の190センチのポイントガード。今季72試合に先発し平均32.8分、14.1得点、FG成功率47.7%(5.8-12.2)、3P成功率31.2%(0.9-2.8)、FT成功率72.7%(1.7-2.3)、5.8アシスト、3.8リバウンド、1スティール、2.6ターンオーバーを記録した。

 

昨季の2月にフェニックス・サンズからヒートに移籍しシーズン終了後にフリーエージェントになったが、ヒートと5年の長期契約にサインし再びマイアミに本拠地を構えるチームのメンバーとしてこのレギュラーシーズンを戦った。彼はおととしのサンズ時代には75試合に出場し平均35.1分、平均20.3得点、FG成功率50.5%、3P成功率40.8%を挙げ、最も成長したプレーヤーに贈られるMIP賞を受賞した経験を持つ。

 

おお!(30秒)

 

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2年連続でFG成功率5割を超えていたものの今季は少し下がって47.7%(キャリア平均は47.1%)、アウトサイドに関しては毎シーズンバラツキがみられ今季はおとなしめの31.2%をマークした。全体的に見て悪くはないシーズンだったが契約直後というのもあり物足りなさを感じる部分もある。

 

しかしながらドラギッチはボッシュが離脱して以降プレーのレベルを上げ、3月の彼のオフェンシブレイティング(その選手がプレーしているとき100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)は111.9ポイントを記録。ドラギッチにとって今シーズンのどの月よりも高い値をキープしチームも3月を10勝5敗と大きく勝ち越した。毎月の平均得点に至っては10月の9.5点から4月には17.4点を記録し右肩当たりの平均得点を残してきた。

 

加えて、レギュラーシーズン合計2363分プレーしているドラギッチのオフェンシブレイティングは105.5ポイントであり、1000分以上プレーしているヒートのメンバーの中でトップに位置するなどオフェンスのまとめ役としてチームのプレーオフ進出に貢献したことは間違いない。

 

どんぴしゃ!(34秒)

 

・プレーオフにて

1回戦で7試合を用し、2回戦を突破するにしても7試合をこなさなくてはいけないマイアミのプレーオフ。ドラギッチにとってポストシーズンは2009-10シーズン以来の経験となる。ちなみにそのシーズンはサンズのメンバーとしてカンファレンス決勝までの16試合に出場し平均14.8分、7.6得点を記録した。ちょうどスティーブ・ナッシュやアマレ・スターダマイヤー、ジェイソン・リチャードソンらのランアンドガンオフェンスがノリノリだった時期のことだ。

 

自身2回目のプレーオフを送っている現在のゴランドラギッチは1回戦のシャーロット・ホーネッツ戦(4勝3敗)で平均30分、14.1得点、FG成功率42..4%(5.6-13.1)、3P成功率33.3%(1.0-3.0)、4.3アシスト、4.6リバウンド、1.7ターンオーバーをマーク。シュートの成功率こそ低いがアシストとリバウンドでチームを盛り上げていた印象。

 

2回戦のラプターズ戦(2勝3敗)では平均37.4分、17.2得点、FG成功率44.7%(6.8-15.2)、3P成功率46.7%(1.4-3.0)、2.6アシスト、4.8リバウンド、3ターンオーバーを記録。

 

勝利した1試合目に26得点(FG10-20)を挙げ、トロント戦はどの試合も最後までどちらに転ぶか分からなかっただけに出場時間も長い。シュートの成功率は高いがそれは1、2試合目の尾が引いているという感じで、ここ3試合でのそれは36.4%(16-44)と頼りなくなっている。フラストレーションが生じたせいか、4試合目の4Qにこんなプレーもしてもうた、

 

ディフェンダーはコーリー・ジョセフ

 

後がないマイアミにとってドラギッチがどれほど点数を稼げるかがポイント。シュートを正確に決めるのが彼の良さだけに何としてでも点数を積み重ねたいところ。ルオル・デンとハッサン・ホワイトサイドが怪我の影響で次戦は微妙とみなされているチーム事情のなか、ドラギッチに求められるオフェンスの役割は大きい。がんばれー!!

 

1試合目の26点ゲーム!!(3分39秒)

 

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