Xファクターか、エネス・カンターの今シーズンとプレーオフ


それっ、

 

エネス・カンター(オクラホマシティ・サンダー)。

ek

Photo by Melissa Majchrzak/NBAE via Getty Images

 

スポンサーリンク
 

・しぶとく活躍

サンアントニオ・スパーズとのプレーオフ2回戦を戦っているオクラホマシティ・サンダー。5試合目に勝利したことによって3勝2敗と優勝候補のスパーズに王手をかけ、いま最もアツいカードであることは間違いない。ラッセル・ウエストブルックとケビン・デュラントの両エースが牽引する中、センターの控えであるエネス・カンター(Enes Kanter)がこのプレーオフのX-ファクターかもしれない。

 

NBA5年目23歳のエネスカンターは昨シーズンのちょうどオールスターのあたりにユタ・ジャズからオクラホマへ移籍してきた。スイス出身でドラフト3位だった彼は2011年にNBAのキャリアをスタートさせてからジャズでプレーし続け、得点も4.6 -> 7.2 -> 12.3 -> 13.8と年を重ねるごとに多くなっていった。

 

デュラントを怪我で欠いた昨季のサンダーは得点力不足に悩まされており、そんな中で将来有望なカンターに白羽の矢が立つ。結局そのシーズンはサンダーのユニフォームを着て26試合に出場し平均31.1分、18.7得点、FG成功率56.6%、11リバウンド(5オフェンシブリバウンド)、2ターンオーバーを記録した。

 

突如やってきたその211センチのセンターはウエストブルックに次ぐスコアラーとしてインパクトを残し、高いFG成功率と2桁リバウンドで一気に注目の的になった。惜しくも昨季のサンダーは今のようにこの時期までプレーする切符を得ることは出来なかったが、カンターが来てからサンダーのオフェンスは活発になり(ウエブルの活躍もありましたね)、シーズンが終わるまでファンを退屈にさせることは無かった。

 

おお!(29秒)

 

広告
 

今季はデュラントとウエストブルックが揃っていたため、インサイドはディフェンシブなスティーブン・アダムズが採用された。カンターはアダムズのバックアップとして全82試合に出場。平均21分、12.7得点、FG成功率57.6%(5.0-8.8)、FT成功率79.7%(2.4-3.1)、8.1リバウンド、0.4ブロック、1.4ターンオーバーをマークした。

 

対セカンドユニットやガーベッジタイムの時間もあるだろうが20分程度のプレータイムでキャリアハイのFG成功率57.6%を残し、12.7得点と8.1リバウンドを記録したことは彼にとってもチームにとっても明るいニュースとなった。

 

4月6日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦ではプレーオフを見据えてデュラントとウエストブルックは休養したが、その試合でエネスカンターは33得点20リバウンド(9オフェンシブリバウンド)の暴れっぷり。結果的にはダミアン・リラード、C.J.マッカラムがプレーしたブレイザーズに115-120で敗戦したが存在感は十分だった。

 

キャリハイ33得点!(3分)

 

・プレーオフにて

ジャズでのルーキーシーズン(2011-12)に経験した以来のプレーオフに挑んでいるカンター。かつてそのプレーオフで平均3.5得点、FG成功率43.8%だった選手は今やポストシーズンのX-ファクターなのかもしれない。

 

1回戦のダラス・マーベリックス戦(4勝1敗)では平均20.6分、15.2得点、FG成功率70.7%(5.8-8.2)、7リバウンド、0.8ターンオーバーで完全にインサイドを圧倒し、試合展開を優位に進めるポイントになった。

 

進行中のスパーズ戦(3勝2敗)では平均23分、9得点、FG成功率48.5%(3.2-6.6)、7.6リバウンド、1.2ターンオーバーを記録。初めの3試合(1勝2敗)はどれも19分の出場にとどまったものの、2連勝した4、5試合はそれぞれ28分、30分プレーするなどオフェンスにおけるニーズが高まっている。特に5試合目は終盤アダムズと共にプレーし攻守で貢献、35得点したウエストブルックが表立つ一方でカンターも逆転勝利のファクターとなったことを忘れてはいけない(15オフェンシブリバウンドのうち5本はカンター!)。

 

懸念とされていたディフェンスにおいても勝利した3試合のうち2試合でそれぞれ3ブロックを記録し、1点差と4点差だったそれらの試合でリムプロテクターとしての存在感を認識させた。

 

今のところカンターはプレーオフで合計32本のオフェンスリバウンドを獲得しているが、20分程度の出場時間で彼よりそれが勝っている選手はいない。リバウンドを取りまくりシュートを打ちまくるのが信条のサンダーにとってセカンドチャンスをもぎ取れる選手がいるのは頼りになる。スパーズのディフェンスのペースに持っていかれたらシュートの成功率を高くしてオフェンシブリバウンドにも積極性が求められるため、そうなった場合にカンターの影響がどうでるか注目したいところ。楽しみですね!!

 

おー!!(30秒)

 

スポンサーリンク
 

バスケットが好きなら(tipsPie.com

ステファンカリーの良いカットインがあったよ

狙われたときは大げさなフェイクをしてみては?(バスケ)

ハーデンのビハインドバックドリブルを使った1on1

 

サンダーの関連記事

好シーズンから一転、不振のケビン・デュラントはどう戦うべきか2016年5月8日

トリプルダブル王、ラッセル・ウエストブルックの今季どうよ2016年4月16日

スティーブン・アダムズがサンダーの先発を任される理由2016年1月7日