好シーズンから一転、不振のケビン・デュラントはどう戦うべきか


打ち破れるか、

 

ケビン・デュラント(オクラホマシティ・サンダー)。

KD

Photo by Andy Lyons/Getty Images

 

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・素晴らしいシーズン

2年前のシーズンMVPであるケビン・デュラント(Kevin Durant)は昨季の故障から復帰したこのレギュラーシーズンを素晴らしい成績で終えた。少なくとも20得点以上を64試合連続で記録し続けるなど、まさにコンスタントな活躍というべきパフォーマンスを披露しスーパースターたる所以を証明した。オクラホマシティ・サンダーのそのエースなくして昨シーズン果たせなかったプレーオフ出場を相方のラッセル・ウエストブルックと共に獲得し、現在カンファレンス準決勝でサンアントニオ・スパーズと対戦している。

 

NBA9年目27歳のケビンデュラントはレギュラーシーズン72試合で先発。平均35.8分、28.2得点、FG成功率50.5%(9.7-19.2)、3P成功率38.6%(2.6-6.7)、FT成功率89.8%(6.2-6.9)、8.2リバウンド、5アシスト、1.2ブロック、1スティール、3.5ターンオーバーをマークした。

 

MVPを獲得した2013-14シーズンの平均32得点、FG成功率50.3%、3P成功率39.1%、7.4リバウンド、5.5アシスト、3.5ターンオーバーの勢いそのままという感じで、1990-91シーズンにマイケル・ジョーダンが記録してから初めてとなる64試合連続20得点以上のレコードを残した。月間最優秀選手に2回、週間最優秀選手に5回選出されるなどサンダーのエースとしての存在感を存分に発揮している。

 

デュラントがプレーしている間のオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)はチームの主要なメンバーでトップの113.4ポイント、プラスマイナス(得失点差)もトップの12ポイントとなっており、超攻撃型のサンダーに必要不可欠な選手という期待に応えて見せた。

 

わお!(38秒)

 

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・プレーオフにて

元気なレギュラーシーズンを送った206センチのケビンデュラントだがこれほどのプレーヤーになると当然プレッシャーもディフェンスも厳しくなるもの。自身6回目のプレーオフに挑戦している今季の彼は2009-10シーズンに初めてポストシーズンを経験した以来の苦しいシュートタッチに悩まされている。

 

1回戦のダラス・マーベリックス戦では4勝1敗としたものの、デュラントは平均26得点、FG成功率36.8%(8.6-23.4)、3P成功率26.8%(2.2-8.2)とかなり苦しんだ。プレーオフでのキャリア平均が平均28.5得点、FG成功率45.7%、3P成功率33.3%というのを見れば”いつも通り”の活躍に届いていないことが分かる。

 

早くも勝負所を迎えている2回戦のスパーズ戦は今のところ1勝2敗としているが、ここでもデュラントは平均23.3得点、FG成功率51.9%(9.0-17.3)、3P成功率22.2%(0.7-3.0)となっており、大量得点が持ち味のチームNo1スコアラーとしては頼りないところ。

 

ダラス戦と比べてFG成功率が急上昇しているのは良い流れに見える一方で、1試合当たりの3Pアテンプトが8.2本から3.0本へと約5本減っている。3Pの成功率が20%台、つまり5本のうち1本入るとするならばそれらがなくなって得点が26点から23.3点へと約3点下がっているのもある程度納得がいく。

 

リーグNo1のディフェンス力を誇り優勝候補でもあるスパーズを相手にデュラントはどう戦えば良いのだろうか、という問いは難しい。なぜなら彼自身のアウトサイドの不調というのもあるし、仮に本来の調子だったとしてもスパーズはスリーポイントに対するディフェンスも一級品だからだ。

 

レギュラーシーズンのサンアントニオの被3P成功率、被3Pアテンプト数、被3P成功数はそれぞれ33.1%(1位)、19.9本(1位)、6.6本(1位)となっている。これらはどうしてスパーズが長く強豪でいられるのかを表しているといってもよく、つまりはスリーポイントの割合が多くなっているNBAのトレンドに合わせてスパーズのディフェンスのポイントもまた変化しているということだ。このオクラホマとの3試合を見ても3Pの成功率を29.2%に抑えている。

 

よってデュラントが大胆な点数を奪取するにはどれだけスリーポイント以外のシュートを決めれるかにかかっているかもしれない。FGアテンプト17.3本は十分でなく少なくとも20本以上はショットを打つべきだろう。スリーは心もとないがそれ以外は良く、得点も16 -> 28 ->26と20点後半を連続で出しているので期待したいところ。点取り屋としての腕の見せ所でもあるし、ウエストブルックがどのようにオフェンスに勢いを与える振る舞いをするのかもポイントになりそうだ。サンダーのオフェンスに注目です!!

 

ほー!(38秒)

 

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