ヒートのオフェンスを牽引、絶好調ルオル・デンのプレーオフの巻


いざ、

 

ルオル・デン(マイアミ・ヒート)。

den

Photo by Streeter Lecka/Getty Images

 

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・ヒート2年目

7試合を要したプレーオフ1回戦を突破しカンファレンス準決勝を戦っているマイアミ・ヒート。チームのスコアラー、クリス・ボッシュをオールスターブレイク以降欠いたチームがこの時期になってもまだプレーしている要因にはルオル・デンの存在なくしてあり得ないだろう。今季NBA12年目31歳のそのフォワードは味方を活かす献身的なプレーがどんなものかというのを理解している非常にスマートな選手だ。

 

デンはドワイト・ハワードやアンドレ・イグダラらが指名された2004年のNBAドラフトを機にトレードされる2014年の年初めまでシカゴ・ブルズでプレーし、そのシーズンの終わりまでクリーブランド・キャバリアーズへ。そして昨季にマイアミにやってきたから今季はヒートでプレーして2年目となる。

 

そんなルオルデンは今季レギュラーシーズンで74試合に出場。平均32.4分、12.3得点、FG成功率45.5%(4.6-10.1)、3P成功率34.4%(1.2-3.5)、FT成功率75.5%(2.0-2.6)、6リバウンド、1.9アシスト、1スティール、1.1ターンオーバーを記録した。

 

シュートの成功率はキャリア平均とほぼ同じ(FG45.8、3P33.4)で、昨シーズンの平均14得点、FG成功率46.9%、3P成功率35.5%よりも今シーズンは印象が薄く、1試合当たりのFGアテンプト数がキャリア最小の10.1本となった。

 

上記だけでみるとポジティブに聞こえないかもしれないが、エースのボッシュが離脱した以降206センチのデンは彼の代わりにパワーフォワードでプレーする役割も担い、持ち前の素晴らしいディフェンスに加えてオフェンスでもチームに好影響を与えていたことを忘れてはならない。

 

ボッシュが抜ける前のデンは平均10.6得点、FG成功率43.1%(3.8-8.8)だったが、離脱以降のデンは平均15.2得点、FG成功率48.4%(5.9-12.1)とレベルを上げ、その間ヒートは19勝10敗で好調を保ちプレーオフ進出を果たすなどルオルデンはエース不在の穴をしっかり補ってみせた。

 

おー!!(30秒)

 

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・プレーオフにて

ブルズ以外のユニフォームを着てプレーオフに出るのは初めてのデンだが彼はそれを楽しんでいるようだ。ここまでの9試合で平均35.3分、17.2得点、FG成功率53.4%(55-103)、3P成功率53.3%(24-45)、6.2リバウンド、2アシスト、1.9ターンオーバーの絶好調ぶり。

 

妙妙たるシュートタッチでヒートのポストシーズンに花を添えている彼はチーム2番目のスコアラーとして勢いを増している。それほどマークすべき選手という印象は持たれていなかったはずだが、初戦の31点ゲームを皮切りに相手チームのディフェンス戦略の再考を強いるほどのインパクトを与え続けているといっても良い。ドウェイン・ウェイドやゴーラン・ドラギッチからのインサイドアウトを利用した両コーナーでのキャッチアンドスリーは強烈なオプションとなり、これなくしてヒートがここまで勝ち上がることはできなかっただろう。

 

ほう!(37秒)

 

・ヒートが勝ち上がるには…

ここまでのプレーオフでの9試合を見る限り、ヒートが勝ち上がっていくためにはオフェンスで攻め切れるかがポイントになりそうだ。興味深いことにマイアミが97点以上取った5試合はすべて勝利しており、逆に4Q終了時に80点台だったゲームはすべて落としている。

 

レギュラーシーズンのヒートのオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)はリーグ12位の104.2ポイント、ディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい失点しうるかの指標)は7位の101.5ポイントとなっており、ヒートはディフェンシブなチームということができる。それだけにオフェンスでどれだけ稼げるかがチーム方針の一つであろうから、プレーオフでウェイド、ドラギッチ、ハッサン・ホワイトサイドの3本柱に加えてルオルデンがコンスタントな好パフォーマンスを繰り広げていることは大きな意味を持つ。

 

カンファレンス準決勝のトロント・ラプターズ戦は1勝1敗でどちらもオーバータイムに突入した。ラプターズのオールスターであるカイル・ロウリーとダマー・デローザンがシュートに苦しむ中、ヒートとしては一気にホームで2連勝したいところだ。ホームの声援を背につけたデンのオフェンスが再びチームを勝利に導くインパクトを残すのか注目したいところ。デン!!!

 

プレーオフでの31点ゲーム(3分28秒)

 

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