プレーオフ初勝利を目指すケンバ・ウォーカー試練のときを迎える


走る、

 

ケンバ・ウォーカー(シャーロット・ホーネッツ)。

waker

Photo by Andy Lyons/Getty Images

 

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・ギアアップ!

2004年にシャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)の歴史が幕を開けてから3回目となるプレーオフ進出を果たしたホーネッツ。3月に7連勝を含む13勝3敗を成し遂げるなど終盤に勢いを増し、レギュラーシーズンが終わったときにはイースト6位の48勝34敗で次のフェーズに挑む出場券を手にしていた。NBA5年目25歳のポイントガード、ケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)は昨季からガラリと変貌を遂げたチームを上手くまとめることに成功した。

 

185センチのケンバウォーカーはレギュラーシーズン81試合に先発。平均35.6分20.9得点FG成功率42.7%(7.0-16.4)3P成功率37.1%(2.2-6.0)FT成功率84.7%(4.6-5.4)5.2アシスト4.4リバウンド1.6スティール2.1ターンオーバーを記録。

 

苦手としていたアウトサイド(キャリア33.4%、昨30.4%)を大幅に向上させ成功率37.1%をマーク。それにも助けられて3年連続平均17点台だった得点は20.9を打ち出し、それは彼のキャリアハイとなった。20.9はポイントガードの中で6位(カイル・ロウリー(21.2)とジョン・ウォール(19.9)の間)である。キャリアの中で最も良いレギュラーシーズンを送ったともいえるスタッツを残したウォーカーの合計出場時間はポイントガードトップの2885分。PER(チームへの貢献度)もポイントガード7位の20.87をマークするなど、NBAを代表するプレーヤーへの階段を順調に上っている。

 

2OTまでもつれたユタ・ジャズとの試合(1月18日)ではフランチャイズレコードとなる52得点8アシスト9リバウンドという八面六臂の大活躍をみせチームを勝利に導いた(124-119)。

 

52点ゲーム!(7分25秒)

 

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・スリーポイント

前に書いたケンバウォーカーの記事にもある通り、今シーズンのホーネッツの特徴といえばスリーポイントで間違いない。ウォーカーとニコラス・バトゥーム、マービン・ウィリアムズを筆頭にジェレミー・リンやジェレミー・ラム、P.J.ヘアストン、コートニー・リー、トロイ・ダニエルズらがアウトサイドを打ちまくった。

 

2014-15レギュラーシーズンでのシャーロットのスリーポイントにおける成功率、アテンプト数、成功数はそれぞれ31.8%(30位)、19.1本(24位)、6.1本(26位)と散々なものだった一方で、今季のそれらは36.2%(7位)、29.4本(4位)、10.6本(4位)と大きく改善した。もちろんそのポジティブな流れはチームのオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)にも表れており、97.6ポイント(28位)から105.1ポイント(9位)へと大幅にステップアップ。アウトサイドを中心に据えたオフェンスを実現するためのテコ入れがポジティブに転がっていった。

 

おーー!(32秒)

 

・プレーオフ…

今だプレーオフで勝利したことのない(ボブキャッツに起源を置く方の)ホーネッツはこのマイアミ・ヒートとの1回戦でも苦戦を強いられている。その最大の理由はチームにリズムを引き寄せるオプションであり続けたアウトサイドが全く決まらないことが原因だろう。プレーオフに出場している全16チームのうちシャーロットのスリーポイント成功率、アテンプト数、成功数はそれぞれ21.2%(16位)、16.5本(16位)、3.5本(16位)と絶不調。これでは勝てるわけがない。いってみればヒトカゲがひのこを捨ててタケシに臨むようなものだ。プレーオフのようにディフェンスが厳しくなる状況ではシュートの成功率は落ちてしまうものだが、せめてオープンなショットはコンスタントに決めていきたいところ。

 

ヒートもスリーには相当用心してる

 

ホーネッツは2013-14プレーオフ1回戦でビッグスリー率いるヒートに4連敗したものの、司令塔のケンバウォーカーは平均19.5得点、FG成功率47.3%(26-55)、3P成功率50%(12-24)を記録し大舞台でも臆さないパフォーマンスを見せた経験を持っている。現在2試合を終えた対ヒートでは平均24得点、FG成功率42.9%(18-42)、3P成功率27.3%(3-11)。彼のスリーは当たっていないけれども、他のシュートは良さめなので期待したい。3試合目はバトゥームが足の痛みで欠場する方向とのこと。初勝利に向けてゴーゴー!!

 

こんなの見たいねえ(45秒)

 

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