リバウンド王、アンドレ・ドラモンドの弱点と初プレーオフ


リバウンドといえば、

 

アンドレ・ドラモンド(デトロイト・ピストンズ)。

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Photo by Nathaniel S. Butler/NBAE via Getty Images

 

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・伸び盛り

NBA最古の歴史を誇るデトロイト・ピストンズが新たな節目を迎えた。伝統あるそのチームは2009年以来、実に7年ぶりとなるプレーオフ進出を果たした。レギュラーシーズンの前半を27勝27敗のイーブンで粘り後半に17勝11敗を挙げ、最終的には44勝38敗でイースト8位に滑り込む結果を残した。その立役者となったのは今季NBA4年目22歳のセンター、アンドレ・ドラモンド(Andre Drummond)だろう。

 

今季初めてオールスターに選ばれたアンドレドラモンドは81試合に出場した。平均32.9分16.2得点FG成功率52.1%(6.8-13.1)FT成功率35.5%(2.6-7.2)14.8リバウンド1.4ブロック1.5スティール1.9ターンオーバーを記録。昨シーズンのリバウンド王、デアンドレ・ジョーダンの13.8本を抑えて、ドラモンドはリーグトップの平均リバウンドをマークした。リバウンドに加えて得点と出場時間もキャリハイであり、特に合計2666分のプレータイムはNBAのセンターの中でトップ(2位はアル・ホーフォードの2631分)というタフな仕事をこなした。

 

リバウンド、スティール、ブロックでチームリーダーでもあるドラモンドは、合計500分以上出場しているピストンズのメンバーの中で最も良いディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい失点しうるかの指標)102.3ポイントをマークしディフェンスの砦ともいえる活躍を示した。

 

ほんわか(32秒)

 

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・弱点

自己最多かつリーグトップ66回のダブルダブルを達成し向かうところ敵なしだが、そんなアンドレドラモンドに降りかかる課題はフリースローだ。もともとフリースローは得意としていないけれども(平均38%)、今シーズンのフリースローアテンプト7.2本はキャリアハイ、そしてその成功率35.5%はキャリアワーストという厳しいものになった。今季NBAのセンターで3番目となる586本のフリースローアテンプト数ということを見てもフリースローの向上は急務である。主要なセンターでその成功率が3割のプレーヤーはいない(デアンドレ・ジョーダン663本(2位)、43%、ドワイト・ハワード474本(4位)、48.9%)。このままではファウルが絡むゲームでハックされてしまう。

 

・初プレーオフ

初めてのプレーオフを第1シードのクリーブランド・キャバリアーズとの試合で迎えているドラモンド。キャバリアーズのセンターであるトリスタン・トンプソンとマッチアップするとなると、さらにディフェンスに集中しなくてはいけない。なぜなら、トンプソンのオフェンシブリバウンドはリーグ6位の平均3.3本だからだ。セカンドチャンスからレブロン・ジェイムズ、カイリー・アービングのペネトレイトやケビン・ラブ、J.R.スミスのスリーポイントへとつなげないためにボックスアウトを徹底する必要があるだろう。逆にドラモンドはオフェンシブリバウンドがリーグ1位の4.9本なので、チームに攻撃のチャンス、もしくはリバウンドを取って自らシュートしていくタフな作業をこなしていくことが求められる。

 

ピストンズの1試合当たりのチームスティール数は30チーム中24位の平均7本、ブロックに至ってはワースト30位の3.7本となっている。前評はクリーブランドに軍配が上がっているだけに、アップセットを起こすためにはリスクをとってこれらに積極的にならなくてはいけない。チーム久しぶりのプレーオフ、そしてドラモンド初のプレーオフが今後どんなものになっていくのか楽しみですね!!!

 

ドラモンドトップ10!!(3分20秒)

 

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