ユニークなマヌ・ジノビリの今季はどうだったの


いざ、

 

マヌ・ジノビリ(サンアントニオ・スパーズ)。

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Photos by Chris Covatta/NBAE via Getty Images

 

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・’ファンタジスタ’

2015年のオフにサンアントニオ・スパーズと2年の再契約を交わし、NBA14年目のキャリアを再びスパーズのユニフォームを着て迎えた38歳のマヌ・ジノビリ(Manu Ginobili)。新加入のラマーカス・オルドリッジと2014年ファイナルMVPのカワイ・レナードを中心に、チームはレギュラーシーズンをフランチャイズ記録となる67勝15敗で終え、ホームでは40勝1敗という素晴らしい成績を残した(ホームでの40-1は1985-86のボストン・セルティックス以来)。

 

そんな絶好調のチームをベテランのマヌジノビリはシックスマンとして支え続けた。高いバスケットIQとNBAでの経験をフルに活かして無駄な動きを削ぎ落し、効率的な移動を実現することによって衰えを感じさせないパフォーマンスを残した。

 

58試合で途中出場し、平均19.6分9.6得点FG成功率45.3%(3.4-7.5)3P成功率39.1%(1.2-3.1)FT成功率81.3%(1.6-1.9)3.1アシスト2.5リバウンド1.1スティール1.7ターンオーバーをマーク。

キャリアでプレータイムが平均20分を切ったのはこれが初めだが、シュートの成功率を向上させた(昨季FG42.6/3P34.5)。とりわけニーズの高いスリーポイントに関しては、2012-13シーズンの35.3%から34.9%、34.5%と年々低下していたので、今季4割近い成功率を記録したことは大きい。

 

ジノビリはパスやシュート、スティールなどあらゆる仕事をし、創造性に富んだプレーでファンを驚かせる。多彩な引き出しから瞬時に最適なプレーを選び、クリエイティブな発想、タイミングでそのプレーを実行していく。サッカーでよく言う’ファンタジスタ’とは芸術的なプレーで見るものを楽しませサッカーの既知の領域を開拓していくような選手につけられるワードであるが、ジノビリはバスケにおけるそれかもしれない。

 

おおー!(31秒)

 

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・チームへの影響

このレギュラーシーズンのマヌは合計1112分出場した。合計出場時間が1000分以上のプレーヤーを対象にしたネットレイティング(オフェンシブレイティングとディフェンシブレイティングの差)ではチーム1位の14.8ポイント(108.6 – 93.7)をマークしており、100ポゼッションで見たときの好守での貢献は大きい。

パティ・ミルズ(1634分、11.8ポイント)、ボリス・ディアウ(1366分、10.4ポイント)、デイビッド・ウエスト(1390分、11.8ポイント)といった他の控えメンバーよりもマヌのプレータイムは短いので、ネットレイティングは正確な比較ではないにしろチームにポジティブな影響を与えていることが分かる。

 

ターンオーバーが少なくなったこともジノビリの価値を高めるものになった。キャリア平均2.1本、昨季は2.2本だったターンオーバーは今季は1.7本。36分当たりで見ても昨シーズンの3.5から3.1へと減らした。

 

おお(22秒)

 

フィジカルに頼るところもあるんですね、すごい(31秒)

 

・いろいろ

ティム・ダンカンとジノビリの引退について様々にささやかれながらも、彼らは昨夏に2年の再契約をした。2016-17シーズンのプレーヤーオプションを持っているが、その意向については今のところ分かっていない。それが分かるのはスパーズが19年連続で出場するプレーオフを終えた後になるだろう。

 

メンフィス・グリズリーズとの1回戦はスパーズに分がある。グリズリーズのマイク・コンリーとマーク・ガソルが長期離脱中であり、ハムストリングの痛みが約1週間前から続くトニー・アレンにも懸念があるためだ。加えてレギュラーシーズンはサンアントニオの4戦全勝。

 

ジノビリはそのうちの3試合に出場し平均13.7得点3.7アシストFG成功率60%、3P成功率70%と相性バッチリ。アウトサイドとアシストを通してチームを盛り上げ、有望ながら経験の浅いカイル・アンダーソンやジョナソン・シモンズ、ボバン・マリヤノビッチにプレーオフの戦い方を見せていくことが求められる。良いアシスト出ればいいなあ~

 

!!!!(32秒)

 

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