長距離砲のJ.R.スミスがプレーオフで成功するためのカギとは


シューター、

 

J.R.スミス(クリーブランド・キャバリアーズ)。

jr

Photo by Gary Dineen/NBAE via Getty Images

 

スポンサーリンク
 

・キャブスが誇る長距離砲

ゴールデンステイト・ウォリアーズのNBA史上最多勝数やステファン・カリーの年間402本のスリーポイント成功、コービー・ブライアントの後世に語り継がれていくであろう伝説的試合、ヒューストン・ロケッツの土壇場でのプレーオフ出場… あまりにも大きな偉業、出来事が1日のうちに起こりすぎたままNBA2015-16レギュラーシーズンは全日程を終えた。

 

プレーオフに出場する各チームはそのような出来事をゆっくりと振り返る暇もなく、チャンピオンへとつながる短期決戦に向けて調整を始めている。ということで今回はイースト1位で突破したクリーブランド・キャバリアーズから今季NBA12年目のJ.R.スミス(J.R. Smith)をピックアップ。

 

アンドレ・イグダラやショーン・リビングストンらが指名された2004年のNBAドラフトを機に、高校を卒業したばかりのスミスはNBAの門戸をたたいた。

 

それ以降というもの、彼は桁外れの身体能力から繰り出される豪胆なダンクや、ここぞという場面での臆することのないクラッチシュートでたくさんのNBAファンを虜にしていく。

 

これ…すgふえぇ(27秒)

 

広告
 

JRスミスはベンチスタートから試合に出場し、短時間で点数を荒稼ぎするプレースタイルでチームを鼓舞してきた。キャリアハイとなる平均18.1得点をマークした2012-13シーズンにはシックスマン賞にも選出された。しかし、昨季の途中でニューヨーク・ニックスからキャバリアーズへ移籍して以降、彼はもっぱら先発としての役割を任され続けている。

 

今季のスミスは出場した77試合で先発し、平均30.7分12.4得点FG成功率41.5%(4.6-11.0)3P成功率40%(2.6-6.6)FT成功率63.4%(0.6-0.9)2.8リバウンド1.7アシスト0.8ターンオーバーを記録。

クリーブランドが誇る長距離砲としてチームイチのスリー成功数をマークし、シューターとしてのポジションを確固たるものにした。1月4日のトロント・ラプターズ戦では8本のアウトサイドを沈め、これはシーズンハイとなった。

 

おおおお!(22秒)

 

・レブロンとのタッグが好調

クリーブランドの大黒柱、レブロン・ジェイズムがペネトレイトし、それによって崩れたディフェンスのスペースからシュートを打つのに最適な場所へするするとスミスが移動、、、、したかと思うとそこへパスが流れキャッチアンドシュートが決まる   

 

このようなシーンをレギュラーシーズンで何回見たことだろう!

このお決まりのパターンが出来たことによってスミスとレブロンのタッグは強力なオプションになった。NBA.comによると彼らがコートでプレーしている平均26.9分の間、チームの3P成功数は6.6本(成功率38.1%)。これはキャバリアーズのいかなる選手の組み合わせよりも高いものになっている。ちなみにリーグ全体で見ると8番目。トップはステファン・カリーとドレイモンド・グリーンのコンビで10.2本(成功数43.1%)。

 

スミスのオフェンスにおける影響の大きさはオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)にも表れてお り、彼がコートにいる間のオフェンシブレイティングはチーム2番目に高い110.5ポイントをマークしている(1番はレブロンの112.4ポイント)。

 

ほう!(33秒)

 

・プレーオフに向けて

JRスミスがFGと3Pの成功率がどちらも4割を超えたのはデンバー・ナゲッツに所属していた2007-08シーズン以来のことであり、期待されているアウトサイドの調子は良い。特に、6試合出場したこの4月は3P成功率51.1%(4.0-7.8)とシュートのリズムを完全につかんでいる。

 

プレーオフでもコンスタントにスリーを決めてクリーブランドに勝利をもたらすためには、タイトにディフェンスされながらどれだけ正確なショットを打てるかがカギになりそうだ。キャリアを通してスミスのプレーオフでの3P成功率は32.5%(2.0-6.2)、NBAファイナルまで戦った昨季18試合では35.9%(2.8-7.9)であり、大舞台でのパフォーマンスは全体で見ると好調なものとはいえない。

 

もう少し詳しく見てみると、例えば昨季のレギュラーシーズンではオープン(NBA.comではディフェンダーとの距離が1.2メートル以上離れている場合としている)な状況で放つスリーの頻度が最も高く、その成功率も38%程度であった。しかし、その年のプレーオフではタイト(ディフェンダーとの距離が0.6~1.2メートルの場合)な状況で放つスリーの頻度が最も高く、その成功率は32.2%と明らかに抑えられている(ホークス戦のように8本かましたときもありましたが…)。

 

今シーズンを見てみよう。オープンでのアウトサイドの成功率は42.3%なのに対し、タイトにディフェンスされた状況でのアウトサイドの成功率は31.5%と極端にパフォーマンスが落ちた。

 

プレーオフでは容赦なくディフェンスが厳しくなることと、相手チームもスミスの長距離には要注意というシールを付けていることは間違いないから、彼がどのように自分のリズムを作ってシュートするのかがポイントになりそうだ。昨シーズンのプレーオフ、シカゴ・ブルズ戦でのビハインドドリブルからのステップバック、そしてフェイドアウェイスリーという自らのハンドリングでリズムをつくる芸術的な場面がまた見られるかもしれない。キャブスは現地17日にピストンズと対戦します、レッツゴースミス!!!

 

ウィ~ン(34秒)

 

スポンサーリンク
 

キャブスの関連記事

絶好調のケビン・ラブはキャバリアーズを牽引できるか2015年11月30日