トリプルダブル王、ラッセル・ウエストブルックの今季どうよ


パワフルな、

 

ラッセル・ウエストブルック(オクラホマシティ・サンダー)。

russel

Photo by Vaughn Ridley/Getty Images

 

スポンサーリンク
 

参考記事

・NBA史に残るトリプルダブル王

シーズン初戦のサンアントニオ・スパーズ戦で33得点10アシスト、次のオーランド・マジック戦で48得点11リバウンド8アシストをマークした時点で今季の圧巻さは目に見えていたのかもしれない   

 

190センチながらパワフルかつエネルギッシュなダンク、そして闘争心むき出しのプレースタイルがシンボルともいえるラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)。今季NBA7年目になるそのガードは昨季リーグトップの11回達成したように、今季もダンクへ向かうそのスピードのごとくトリプルダブルを量産し、このレギュラーシーズンが終了したときにはなんと18回も達成していた。

 

ドレイモンド・グリーンの13回のさらに上をいく圧巻のパフォーマンスを見せたウエストブルックは、過去50シーズンでの年間トリプルダブル達成数で、1981-82のマジック・ジョンソンの18回に並ぶ功績を残した(これらは3位タイで、1位は1967-68ウィルト・チェンバレンの31回、2位も1966-67同じくチェンバレンの22回)。

 

特に、ラッセルウエストブルックは3月に7度のトリプルダブルをマークし、1989年の4月にマイケル・ジョーダンが同じく7度記録した以降初めてのプレーヤーとなった。さらに、驚くべきことに今シーズンウエストブルックがトリプルダブルをもぎ取った18試合では負けがない。それらすべての試合を勝利に導いた。彼のキャリア通算でみても33勝4敗であり、自らの傑出したプレーでチームを勝利へと先導していくことに相当長けた選手であることをうかがわせる。

 

2本目のダンクお気に入りです(49秒)

 

広告
 

・パワフル

今季のウエストブルックは80試合に出場し、平均34.4分23.5得点FG成功率45.4%(8.2-18.1)3P成功率29.6%(1.3-4.3)FT成功率81.2%(5.8-7.2)10.4アシスト7.8リバウンド2スティール4.3ターンオーバーを記録。ケビン・デュラントがいたため昨季(28.1点)よりも得点は落ちたが、自身初となる平均2桁アシストとキャリアハイのリバウンドをマークし、ゲームを試合する暴れ馬のような活躍を見せた。オールスターでも2年連続となるMVPに輝いた。シーズンMVP候補にも当然名前は上がるが、どうなるのだろう、ステファン・カリーが立ちはだかっている。

 

トリプルダブルにおける偉業は先に述べた通りだが、今シーズン18回目のトリプルダブルとなった4月11日のロサンゼルス・レイカーズ戦ではハーフタイムのショーが始まるより前に、早々とトリプルダブルを決めてしまった(17分35秒で11得点10アシスト10リバウンド)。自己最速となり、1982-83にマジックジョンソンが前半にマークした以来の出来事となっている。対戦相手のコービー・ブライアントはラッセルウエストブルックをこう評した。

 

 

「俺が戦った相手のなかで最もパワフルな選手かもしれないね」

 

おおおおおお!(30秒)

 

・両輪

ウエストブルックが膝の故障に悩まされた2013-14シーズンは相方のケビンデュラン トが平均32得点と奮起し、シーズンMVPと得点王を獲得。翌2014-15シーズンはデュラントが足の故障に悩まされ、平均28得点のウエストブルック がオールスターMVPと得点王に輝くなど、相方がいない状況で彼らは素晴らしいスコアラーぶりでチームに勢いを与え続けてきた。

 

そして、この2015-16シーズンは久しぶりに’両輪’が揃い、彼らが所属するオクラホマシティ・サンダーはウエスト3位の55勝27敗でレギュラーシーズンを終えた。NBA.comに よるとサンダーのオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)はリーグ2位の109.9ポイント(1位はゴールデンステイト・ウォリアーズの112.5ポイント)。加えて、サンダーはリバウンドに優秀なチームでもあり、1試合当たりのリバウンド数48.6 本はリーグ1位、リバウンドパーセンテージ54.7%もリーグ1位となっている。ウエストブルックの平均オフェンシブリバウンド数は1.8本であり、ポイ ントガードやシューティングガードの選手でこのレベルのスコアを記録しているものは誰もいない。

 

言ってみればサンダーというチームはシュート打ちまくって、リバウンド取りまくって勝つ!というチームカラーのようだ(そのままですね笑)。

 

!!!!(35秒)

 

・プレーオフに向けて

向かうところ弱点がないように思えるウエストブルックにも懸念材料はある。それは成功率29.6%のアウトサイド。15秒以上のショットクロックがある状況でのスリーの成功率は38%程度と悪くはないが、15秒を下回るとその成功率は30%程度となる(NBA.com)。ファストブレイクや爆発力のあるオフェンスを得意とするウエストブルックだが、ディフェンスで粘られたりショットクロックが少なくなったときに意図的にアウトサイドを打たされる可能性はある。対戦相手としてはここでセカンドチャンスを与えないよう、ディフェンスリバウンドをきっちりもぎ取れるかがポイントになると思う。

 

現地17日(訂正:16日)にいよいよダラス・マーベリックスとの試合が始まる。レギュラーシーズンはサンダーの4戦全勝。ウエストブルックはそれらで平均23.7得点10.3アシスト6.7リバウンドをマークしている(トリプルダブルなし)。怪我が多いダラス(J.J.バレア、デビン・ハリス、チャンドラー・パーソンズなど…)に反して、全員ヘルシーなサンダーはかなり有利な立場。ウエストブルックのパワフルなプレーを期待したいですね!!

 

わおー!(15秒)

 

スポンサーリンク
 

サンダーの関連記事

スティーブン・アダムズがサンダーの先発を任される理由2016年1月7日