メイソン・プラムリーはブレイザーズ再建にどう貢献したか


タフな、

 

メイソン・プラムリー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)。

mason

Photo by Issac Baldizon/NBAE via Getty Images

 

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・ブレイザーズやったね!

4月6日のオクラホマシティ・サンダー戦に勝利したことで3季連続のプレーオフを決めたポートランド・トレイルブレイザーズ。レギュラーシーズン残り2試合を残し43勝37敗のそのチームは、今季は再建のシーズンだと散々いわれながらも早々と次のステップに進んだ。

 

先導役はキャリアハイ25得点をマークしているエースのダミアン・リラードとほぼMIP確実なC.j.マッカラムのガードコンビであることは間違いない。しかし、今季からブレイザーズでプレーしてるメイソン・プラムリーとエド・デイビスのセンター陣も大きく貢献した。彼らは大きな怪我もなく、そして屈強な大男を相手にしたタフなポジションでありながら試合に出場し続けそれぞれの役割をしっかりこなしている。今回はプラムリー寄りで。

 

・メイソンプラムリーとは…

今季NBA3年目26歳のメイソンプラムリー(Mason Plumlee)はデューク大(Duke University)出身。同大学で4年プレーし、最終学年時には平均17.1得点(FG成功率60%)10リバウンド1.5ブロックをマークするなど存在感抜群だった。CJマッカラムやスティーブン・アダムズらが顔を連ねた2013年NBAドラフトで、プラムリーは1巡目全体22位でブルックリン・ネッツから指名を受ける。ドラフト時は、211センチという十分NBAで通用するほどの高さと優れた身体能力を有しているが、ディフェンスやポストプレイはそれほど上手な代物ではないといった感じ。

 

おおー!(55秒)

 

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・ネッツにて

新人で迎えたネッツではブルック・ロペスとケビン・ガーネットのバックアップとして70試合に出場し平均18.2分7.4得点(FG成功率65.9%)4.4リバウンドを記録。上々の結果を残したプラムリーはマイケル・カーター=ウィリアムズ、ビクター・オラディポ、トレイ・バークそしてティム・ハーダウェイJrと共にNBAオールルーキーファーストチームに選出された。NBA以外でも2014年FIBAワールドカップアメリカ代表として、期待の若手であるアンソニー・デイビスやアンドレ・ドラモンドらに交じって金メダル獲得に寄与した。

 

2年目は全82試合に出場し平均21.3分(FG成功率57.3%)8.7得点6.2リバウンドをマークし、シーズン終了後に中核が抜けたブレイザーズへとトレードされた。

 

有名な一幕(55秒)

 

・ブレイザーズにて

プラムリーにとって最もホットなシーズンとなった。再建を目指すチームのスターターに抜擢されここまでの全80試合で先発。平均25.4分9.1得点FG成功率51.4%(3.2-6.3)7.6リバウンド2.8アシスト1ブロック1.9ターンオーバーを記録した。プレータイムの増加に伴って得点、リバウンド、シュートアテンプト、アシストなど多くのジャンルでキャリアハイを残している。

 

期待通りか、もしくはそれ以上の働きを見せるプラムリーはオフェンスのハブとして機能し、コンスタントなパフォーマンスでチームに貢献した。彼のスクリーンを上手に利用するメンバーに囲まれ、平均0.9本だったプラムリーのアシスト数はいきなり2.8本に増えた。彼がプレーしてる間のオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)はチーム2番目の108ポイント(1番はリラードの108.1ポイント)となっている。

 

・今後のブレイザーズ

graph

 

ブレイザーズは攻撃重視のチーム戦略でレギュラーシーズンを戦い、NBA.comによると、チームのオフェンシブレイティングはリーグ7位の106.1ポイント。それよりもポイントが高いのはウォリアーズ、サンダー、スパーズ、キャバリアーズ、ラプターズ、クリッパーズとなっており、各カンファレンスの上位チームだ。

 

加えて、それら今季チャンピオンになる確率の高いチーム群の特徴としてディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい失点しうるかの指標)もまた優れていることが挙げられる。リーグの真ん中が今季は今のところ約104ポイントなので、それよりも低ければ低いほどで堅守であることを示す。105.6ポイントのブレイザーズはディフェンスが甘い傾向があり、さらに強いチームになるにはディフェンスをどうとらえるのかがポイントになりそうだ。

 

一般にオフェンシブレイティングとディフェンシブレイティングの差がプラスに大きいほど強いチームなので、単にディフェンスを強化してその差を広げるのか、それともサンダーのように’超’攻撃型のチームを目指すのかについては気になるところ。いずれにせよ、オフェンス指向のプラムリーとディフェンス指向のエドデイビスのそれぞれの良さが最大限活かせる着地点を見つける必要があると思う。

ブレイザーズのプレーオフ楽しみっすね!

 

シーズンハイ19得点のクリパ戦(2分24秒)

 

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