トレードされたシェルビン・マックがジャズでブレイクしてるよ


今ホットな、

 

シェルビン・マック(ユタ・ジャズ)。

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Photo by Maddie Meyer/Getty Images

 

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・佳境を迎えたジャズ

現在34勝36敗でウエスト9位のユタ・ジャズ。8位のダラス・マーベリックス(35勝)と7位のヒューストン・ロケッツ(35勝)、6位のポートランド・トレイルブレイザーズ(36勝)がプレーオフ出場ラインに混迷しており、まさにレギュラーシーズンで一番面白い場面を迎えている。そんな中で、2月にアトランタ・ホークスからジャズにやってきたNBA5年目のポイントガード、シェルビン・マック(Shelvin Mack)は、ソルトレイクシティのファンを熱狂に巻き込む火付け役となった。

 

カイリー・アービング(1位)、クレイ・トンプソン(11位)、カワイ・レナード(15位)、ジミー・バトラー(30位)そしてアイザイア・トーマス(60位)といった現在のNBAを代表するプレーヤーたちが顔を並べた2011年のドラフトで、シェルビンマックは2巡目全体34位でワシントン・ウィザーズに指名された。

 

ルーキーシーズンをワシントンで過ごし、翌12-13シーズンにはワシントンからフィラデルフィア・76res、そしてホークスを渡り歩くことになる。シェルビンはアウトサイドとディフェンスがネックとなっており、どのチームでもローテーション入りすることが出来ずにいたが、NBA3年目の13-14シーズンにホークスの一員として73試合に出場、平均20.4分7.5得点を記録した。しかし、ここでも自身のウィークポイントを改善することが出来ず、デニス・シュローダーの台頭もあってアトランタでの出場機会は徐々に無くなっていった。

 

今季24試合でホークスのユニフォームを着たものの、平均7.5分3.9得点3P成功率14.8%と芳しくなく、トレードデッドライン間近になった2月にジャズへトレードされた。

 

後から振り返るとこのトレードはマックにとってターニングポイントといえる節目になるかもしれない。

 

ジャズのポイントガードにはダンテ・エクサムとトレイ・バーク、ラウル・ネトがいるが、エクサムは左膝の故障で長期離脱中であるし、バークはプレーオフを狙うチームとしてはそれほどインパクトのある成績を残せておらず、ルーキーながら先発を任され続けてきたネトも悪くはないがアシストが少なく、リーグ最下位レベルの1試合平均アシスト数(18本前後)であるチームにテコ入れをするには力が足りなかった(トロント・ラプターズも同様にチームアシスト数は少ないが、カイル・ロウリーとダマー・デローザンという1on1に長けた強力なプレーヤーがいるためアシストの少なさによる問題は顕在されていない)。

 

そんなチーム事情が重なって目を付けられたシェルビンマックは、経験したことのない多くの出場時間とスタメン起用を任され誰もの期待を上回る活躍でブレイクしている。移籍後に5連敗を喫する時期もあったが、3月11日のワシントン・ウィザーズ戦でキャリアハイの27得点を残してからチームとのギアも上手く回り始め、以降6試合を5勝1敗で走っている。その6試合で平均33.7分16.8得点FG成功率51.9%(6.7-12.8)3P成功率60.9%(2.3-3.8)8.7アシスト5.3リバウンド3.5ターンオーバーを記録している。

 

27得点のウィザーズ戦(2分5秒)

 

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・シェルビンマック

ジャズでプレーした16試合全体で見ても平均30.1分12.7得点FG成功率44.9%(5.0-11.1)3P成功率46.8%(1.4-2.9)5.9アシスト0.9スティール3.1ターンオーバーと良い感じ。それまで先発ガードだったラウルネトがバックアップに回ったが、ネト自身もその起用がフィットしているようだ(先発:53試合6.2得点FG成功率42.5%プラスマイナスは+0.6/途中出場:16試合6.2得点FG成功率48.6%プラスマイナスは+1.3)。

 

シェルビンマックがヒットしている要因の1つには、アトランタ時代に求められた素早いパス回しではなく、より長い時間ボールをキープしながら自分のリズムで回せるというのがあるように思われる。そして得意ではないディフェンスが想像よりも良く、オフェンスにおけるインパクトもある。おそらく問題なのはアウトサイドの調子がどのくらい好調なままキープできるかという点においてだろう。ユタに来る前の3Pキャリア平均は31.7%(136-429)。それが今や驚くほどの結果を残しており、それらは勝利にもつながっているわけだから注目していきたいところ。

 

・ベストゲームです

190センチのマックの今季ベストゲームは3月14日のクリーブランド・キャバリアーズ戦。94-85でイースト首位のチームから勝利を収めたこの試合で、彼は37分出場しスリー3本を含む17得点10アシスト7リバウンド1スティール3ターンオーバーを記録した。既にプレーオフ出場が決まっているオクラホマシティ・サンダー、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、そしてサンアントニオ・スパーズといった強豪との試合も控えていますがジャズをプレーオフに引っ張っていってほしいですね!!!!!!

 

そのキャブス戦(4分21秒)

 

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