スティーブン・アダムズがサンダーの先発を任される理由


これぞ、

 

スティーブン・アダムズ(オクラホマシティ・サンダー)。

adams

Photo by Layne Murdoch Jr./NBAE via Getty Images

 

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・スティーブンアダムズとは…

ケビン・デュラントとラッセル・ウエストブルックが開幕からエネルギー全開でチームをリードしているオクラホマシティ・サンダー。レギュラーシーズンを24勝11敗としており、彼らのケガがない限りはプレーオフに出場できる可能性はかなり高い。そんなサンダーにはディフェンスの要ともいえるセンター、スティーブン・アダムズ(Steven Adams)が所属している。

 

今季NBA3年目若干22歳のスティーブンアダムズは213センチ115.7キロという強靭でパワフルなフィジカルを有し先発として定着。ニュージーランド出身で、ピッツバーグ大(University of Pittsburgh)で1年過ごした後NBAにエントリーした。マイケル・カーター=ウィリアムズやC.J.マッカラムらが指名された2013年のドラフトにおいてニュージーランド出身では初となる1巡目の全体12位でサンダーに指名された。ピッツバーグ大では主力として23.4分出場し7.2得点(FG成功率57.1%)6.3リバウンド2ブロックをマークし、参加しているビッグイーストカンファレンス(Big East Conference)のオールルーキーチームにも選ばれた。ドラフト時はオフェンスはまだまだだが、サイズとフィジカル、ディフェンス、リバウンドのスキルなどが高く評価された。

 

ダンク!(30秒)

 

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・サンダーでの役割とは

ルーキーシーズンに81試合出場し平均3.3得点(FG成功率50.1%)4.1リバウンドを記録。スティーブンアダムズはケイリー・オリニクとゴーギー・ジェン、コーディ・ゼラー、ヤニス・アデトクンボと共に2013-14NBAオールルーキーセカンドチームに選出された。

 

3年目となる今季は35試合で先発し平均23.6分6.5得点(FG成功率58.3%)6.3リバウンド0.7アシスト1.2ブロック0.9ターンオーバー。昨シーズンの途中にユタ・ジャズから得点力のあるセンター、エネス・カンターが加入しアダムズの出場時間やリバウンドは減ったものの(昨季平均25.3分7.7得点7.5リバウンド)、彼の存在はチームにとって欠かせないものとなっている。

 

先発を任される理由はシンプルにディフェンスにおいてである。アダムズがプレーしている間のディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい失点しうるかの指標)はチーム最低の96.8ポイント(カンターは105)。ウエストブルック、デュラント、サージ・イバカ、アンドレ・ロバーソンといったほかの先発陣と比べるとアダムズは確かに攻撃のインパクトは乏しいが、むしろ彼のように自ら率先して泥臭いプレーをこなし、ディフェンスでも貢献できるセンターがいるというのは超攻撃的なサンダーにとって好ましいともいえる。

 

おお!(31秒)

 

ブロック集(57秒)

 

ウエストブルックとデュラントが共に得点とリバウンドに大きく絡むオクラホマのオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)はゴールデンステイト・ウォリアーズの112ポイントに次いでリーグ2位の109.3ポイント、リバウンドはリーグ3位の平均47.4本。一方ディフェンシブレイティングは30チームあるうちの21番目、100.5ポイントで良いとはいえない。しかしながら、ネットレイティング(オフェンシブレイティングとディフェンシブレイティングの差)はNBA3位の8.8ポイントであることからサンダーはオフェンス重視のチームで、ディフェンスが中位くらいでも抜群の攻撃をもって試合を制すタイプの組織ということが裏付けられる。

 

サンダーの守備にフォーカスしてみるとリングから5フィート(約1.5メートル)以内の被アテンプトはリーグワーストの34.1本。だがそのエリアでの成功率をリーグ4位の54.6%に抑えている(それでも決められる本数はワースト3番の18.6本なのだが…)。今季控えながら11.6得点7.7リバウンドをマークしているエネスカンターよりもアダムズを出している理由がここにありそうだ。点の取り合いではサンダーが優位になるから、相手としてはなるべくシュートの成功率をあげたい。しかし、インサイドにアダムズがいればそのリズムを崩すことは可能だろう。

 

・ベストゲームです

スティーブンアダムズの今季のベストゲームは1月4日のサクラメント・キングス戦。27分出場しシーズンハイとなる15得点と10リバウンド1ターンオーバーを記録。今シーズン2度目のダブルを達成した。最近の5試合(4勝1敗)は平均23分7.8得点7.2リバウンド1ブロック1.4ターンオーバー、FG成功率75%(3.0-4.0)。とても22歳には見えない堂々とした雰囲気ありますよね、華やかなプレーこそ少ないかもしれませんが期待したいところです(‘ω’)ノ

 

キングス戦の動画なかったので、彼の紹介編を(1分9秒)

 

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