ドレイモンド・グリーンの大ブレイクと一つの懸念


それいけ、

 

ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)。

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Photo by Ezra Shaw/Getty Images

 

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・3戦連続トリプルダブル

ステファン・カリーとクレイ・トンプソンのスプラッシュブラザーズが看板のゴールデンステイト・ウォリアーズは、現在レギュラーシーズンを32勝2敗としておりプレーオフまでの道のりは盤石だ。そのウォリアーズには今シーズン素晴らしいパフォーマンスを見せ熱烈なスポットを浴びているパワーフォワード、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が所属している。今日(現地4日)のホーネッツ戦でグリーンはトリプルダブルを記録し3戦連続のトリプルダブルを達成した(vsロケッツ10P11R16A、vsナゲッツ29P17R14A、vsホーネッツ13P15R10A)。

 

今季NBA4年目25歳のドレイモンドグリーンは過去7シーズンで少なくとも3試合連続のトリプルダブルを記録した2人目のプレーヤーとなった。もう1人は昨季にオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウエストブルックが果たした4試合連続のトリプルダブル(vsペイサーズ20P11R10A、vsサンズ39P14R11A、vsブレイザーズ40P13R11A、vsシクサーズ49P15R10A)。ちなみに次に少なくとも4戦連続以上トリプルダブルを達成しているのは、遡って1988-89シーズンにマイケル・ジョーダンが記録した7戦連続となる。加えてグリーンの3戦連続はチーム記録では1955年から1962年の12月までウォリアーズでプレーしていたトム・ゴーラ以来の偉業となった。今季のトリプルダブル達成回数はリーグトップの7回となり(2位はレイジョン・ロンドの4回)、早くも昨季最高回数の11回(ウエストブルック)に迫る勢いである。

 

おお!(31秒)

 

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・プレー時間が気になるのう(むしろそこだけ?)

今シーズンのドレイモンドグリーンは素晴らしいとしか言いようがない。全34試合で先発し平均35.2分15得点(FG成功率46.4%3P成功率41.5%)9.5リバウンド7.5アシスト1.4ブロック1.4スティール2.9ターンオーバー。昨季までの3シーズンでアウトサイドの平均が32.1%(180-561)であったから今季4割を越えているのは文句なく(しかも1試合だいたい3.8本放っている)、アシストも昨季キャリア最高だった3.7本から2倍以上増えて7.5本になるなどブレイク。得点とリバウンド、アシストの他にブロックとスティールも高いレベルをキープしていることを忘れてはならない。

 

おー!(39秒)

 

2OTの末勝利した12月11日のボストン・セルティックス戦(開幕24連勝を成し遂げ、次のバックス戦で初黒星を喫する前の試合)でグリーンはなんと50分出場し24得点11リバウンド8アシスト5ブロック5スティールの5×5を達成し大いにファンを盛り上がらせた。オールラウンドな活躍でウォリアーズの躍進を鼓舞するグリーンの一つの懸念はその出場時間にあると思う。チーム最高の1197分出場し(2番目はカリーの1089分)、1試合当たりの平均出場時間もトップの35.2分。リーグ全体で見ればこの平均時間は18位になるが、パワーフォワードとセンターというくくりでみると彼は3番目に浮上する(1番はマーカス・モリスの36.5分、2番はアンソニー・デイビスの36.4分)。公称201センチ104.3キロで(いくらシェイプしたとはいえ)リーグトップレベルのパフォーマンスをキープし続けるためにはプレー時間周りのリスクも考慮していかなくてはいけない。

 

とはいえ、グリーンはオフェンスでの貢献もさながらディフェンスでの貢献も素晴らしいのは確かだ。NBA.comによると彼がオンコートのときのディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい失点しうるかの指標)は95ポイントであり、ウォリアーズではカリーの94.4ポイントに次ぐ低い失点である。ゴールデンステイトで最もコートに立ちながら高いディフェンス力を証明していることから、グリーンはどんなラインナップでも抜かりなくディフェンスができる非常に優秀な選手ということが理解できる(彼はカワイ・レナード、トニー・アレン、デアンドレ・ジョーダン、クリス・ポールらと共に昨季のNBAオールディフェンシブファーストチームに選ばれている)。

 

ほお!(30秒)

 

・ベストゲームです

PER(貢献度、効率の良さを表す指標)はポジションよって変動があるが、パワーフォワードでみるとグリーンは8位の20.24ポイント。ちょうどダーク・ノビツキー(20.52)とケビン・ラブ(20.21)の間。そんな彼の今のところのベストゲームは1月2日のデンバー・ナゲッツ戦としたい。オーバータイムまでもつれ111-108で勝利し昨季から続くホームでのレギュラーシーズンの連勝を34に伸ばした試合だった。この試合でグリーンは44分出場しスリー5本を含むシーズンハイの29得点と17リバウンド14アシスト1ブロック4スティール3ターンオーバーをマークした。カリーを途中で欠きながらも勝利した一戦とあって大きく注目された。最近の5試合(4勝1敗)は平均36.2分17.6得点12リバウンド9.6アシスト1ブロック2.2スティール3ターンオーバー、FG成功率48.3%(5.8-12.0)3P成功率54.2%(2.6-4.8)で無双。タフなグリーンは本当にすごいですね、次のレイカーズ戦も注目したいところです(^ω^)

 

29P17R14Aのナゲッツ戦(6分3秒)

 

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