絶対的エースのジェームズ・ハーデンにまつわる2つの懸念


髭と言えば、

 

ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)。

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Photo by Rocky Widner/NBAE via Getty Images

 

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・ハーデン!

開幕からスタートダッシュに失敗しケビン・マクヘイルHCが解雇されるなど、嫌なムードが漂っていたヒューストン・ロケッツ。昨シーズンはここ10シーズンで最高となる勝率68.3%(56勝26敗)を記録し、カンファレンス決勝でチャンピオンのゴールデンステイト・ウォリアーズに1勝4敗で敗戦したものの我々にインパクトを与えたシーズンだった。

現在は12勝14敗と持ち直しつつあるヒューストンだが、オクラホマシティ・サンダーからロケッツに移籍して4年目となるエースのジェームズ・ハーデン(James Harden)の負担が過剰なように思われるし、周りのサポートも不足しているような印象だ。

 

このハンドリングからのステップバックはイイネ(29秒)

 

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・負担が過剰

ロケッツに移籍してから3季連続でプレーオフに導いているジェームズハーデンは26試合で先発し平均38.5分29得点(FG成功率41.7%3P成功率33.8%FT成功率86.2%)6.7アシスト6.2リバウンド1.9スティール4.7ターンオーバーをマーク。得点はステファン・カリーの32得点に次いでリーグ2位(ハーデンは今季6回の40点越えをしており、カリーの7回に次ぐ。ちなみに過去2シーズンで見ればハーデンは16回達成しておりリーグ最多)。キャリアハイの点数を維持しているものの、シュートの成功率は低めだ。彼のキャリア平均はFGが44.4%、3Pが37%でほぼ安定していたが、今シーズンはそれほど上手いようにいっておらず、ひょっとしたらシュートを落とすシーンが多めに感じてしまうかもしれない。成功率の低さはキャリハイのアテンプト数で補っており昨季の1試合当たりFG18.1本から今季はさらに2本プラスの20.2本に増加した。

 

これが何を意味しているかというと、ハーデン次第でゲームの勝敗が決まってしまうパターンが増えることだ。もちろん、チームのエースであり現役トップクラスのシューティングガードであるハーデンを頼りにする場面はこれまでにも山ほどあったし特に新しいことではないが、その要素がさらに強まっている。

今シーズンの勝敗におけるハーデンの成績を見てみると、勝ったとき(12勝)彼は平均39.4分35.6得点(FG成功率44.9%3P成功率36%)で、負けたとき(14敗)は平均37.4分23.4得点(FG成功率38%3P成功率31.4%)をマークしている。端的に言えばロケッツはかなりハーデンに依存していると言っても過言ではない。増加したシュートの本数に加えて、プレータイムもリーグ1位の38.5分を記録しており、ようやくレギュラーシーズンが中盤に差し掛かったところを考えるともう少し抑える必要があると思う(せめて35-6分)。

 

昨季のトップ10!!(3分24秒)

 

・サポート不足

新加入のタイ・ローソンが不調に陥っており(平均6.2得点4.2アシスト)、スターターを外れベンチからの起爆剤的な役割が求められているところ。スモールフォワードのマーカス・ソーントンは見落とされがちだが結構良いプレーヤーなので期待できるが、シューターのトレバー・アリーザがいまいち窮屈。1試合当たりチーム2番目の6.2本スリーを放って成功率が32.1%。2012-13シーズンのワシントン・ウィザーズのときからアウトサイドが武器になってきたアリーザだけに気になる。今のところハーデンの負担を分散させるにはセンターのドワイト・ハワードにもっと打たせたい。彼が主役だったオーランド・マジック時代ほどにはならないが、1試合当たり8.3本は少ないと感じる(平均アテンプトが10本を下回っているのはルーキーシーズンの偶然にも同本の8.3本のみ)。FG成功率は58.8%と悪くはないのでどうなるかチェックしていきたい。ハーデンを助けることのできるプレーヤーが来るのか、はたまたハーデンごとロスターの大入れ替えをするのかは分からないけれども、今のロケッツには何らかのインパクトが必要な感じだ。

 

おおおおおおお!!見てぇぇくなる!(15秒)

 

・ベストゲームだっちゃ

今季のベストゲームは11月27日のフィラデルフィア・76ers戦。ジェームズハーデンは40分出場しシーズンハイの50得点と9リバウンド8アシスト9ターンオーバーを記録。ターンオーバーが多めだが28本中6本のスリーを含む14本のFGを決め勝利の主役になった。最近の5試合(2勝3敗)では平均35.4分27.8得点6.2アシスト5リバウンド2.4スティール5ターンオーバー。シュートの成功率はFGが49.5%(9.0-18.2)、3Pが51.4%(3.6-7.0)。負け越しではありますが、出場時間を抑えることが出来てかつシュートタッチも良いのであとは勝利に結び付けば嬉しいですね(^ω^)

 

50得点のシクサーズ戦(6分24秒)

 

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