イースト2位のホーネッツをケンバ・ウォーカーの視点から考える


好調を牽引、

 

ケンバ・ウォーカー(ニューオリンズ・ホーネッツ)。

kemba

Photo by Kent Smith/NBAE via Getty Images

 

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・好調ホーネッツ

今季のシャーロット・ホーネッツは何かが違う。現在13勝8敗としており、61.9%の勝率にフォーカスすればイースタンカンファレンスでクリーブランド・キャバリアーズに次ぐ2位となっている。特にオフェンスが絶好調で、チームのオフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい得点しうるかの指標)はリーグ6位の103.8ポイント。昨季がリーグ28位の97.6ポイント、その前の2013-14シーズンは24位の101.2ポイントだったことを加味すると驚くべき向上だろう。加えてディフェンシブレイティング(100ポゼッション当たりにチームはどのくらい失点しうるかの指標)では全30チーム中7位の98.6ポイントで、ディフェンシブなマイケル・キッド=ギルクリストを怪我で欠きながらも素晴らしい成績を残している。

 

ポートランド・トレイルブレイザーズのスターターだったニコラス・バトゥームやジェレミー・ラム、ジェレミー・リンなどの新加入選手がコンスタントなパフォーマンスを見せ、ラムやリン、コーディ・ゼラー、スペンサー・ホーズ、フランク・カミンスキーなどのバックアップも実力をつけ厚みが増してきた。チームとしての総合力が上がっただけでなく、今季シャーロットを指揮して3年目になるスティーブ・クリフォードHCがアウトサイド中心のオフェンスにガラリと戦術をシフトさせたこともまた大きい。1試合当たりリーグ5位の27.2本のスリーを放っており、昨季24位だった19.1本、その前の27位だった17.9本と比べるとこれまた驚くべき増加だ。

そんなホーネッツだが、先発ポイントガードのケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)はチームの好調を牽引するよう自身のプレーの質を高めているように思える。

 

クロスオーバー!(35秒)

 

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・チームファーストに

ホーネッツの得点リーダーとなっている今季NBA5年目25歳のケンバウォーカーは、自分中心というよりかはチームメイトとよりボールをシェアした方が全体にとってプラスだということを理解している。21試合で先発し平均33.8分17.4得点(FG成功率44.6%3P成功率36.9%FT成功率79.8%)4.7アシスト4リバウンド1.9スティール1.9ターンオーバーを記録。得点は彼のここ3シーズンとほぼ変わらないが、シュートの成功率はキャリアハイを維持している。遡る3シーズンではFG成功率40.2%3P成功率31.2%だったから今季はなかなかにインパクトのある数字だ。具体的には、NBA.comによるとアウトサイドでキャッチアンドシュートの占める割合が昨季の14.9%から16.2%に増え、その成功率も33.1%から39.6%になった。スリーの本数はほぼ変わっていないので(平均2.3本)、オフェンスにおけるウォーカーの動きが大分効果的にスムーズになっているようだ。各シュートのセレクションがとても良く、チームでプレーすることをより意識したパフォーマンスを展開している。

 

クロスウォーカー!!(32秒)

 

・ベストゲームだっちゃ

185センチのケンバウォーカーのベストゲームは何といっても11月23日のサクラメント・キングス戦だろう。オーバータイムにもつれたこの試合で47分出場しシーズンハイとなる39得点と6リバウンド5アシスト3ブロック2スティール2ターンオーバーをマーク。FG23本中16本を成功させ、この日は大逆転勝利の主人公となった。詳しくはこちら->39得点のケンバ・ウォーカーが20アシストのロンド率いるキングス破る。最近の5試合(4勝1敗)では平均33分15得点5リバウンド3.2アシスト2.4スティール1.4ターンオーバーを記録。ホーネッツの中で6選手が平均2桁得点をマークしているので(ケンバ17.4、バトゥーム16.6、アル・ジェファーソン13.7、ラム12.2、マービン・ウィリアムズ10.5、リン10.2、ジェファーソンは怪我の影響で来月頃までかかりそうですが…)、シーズンを通して様々なバリエーションのオフェンスが楽しみなところです(‘ω’)ノ

 

39得点のキングス戦(7分43秒)

 

ミロティーッチをアンクルブレイク!(46秒)

 

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