3年目のアレン・クラブが新体制でブレイクしそう


本領発揮か、

 

アレン・クラブ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)。

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Photo by David Liam Kyle/NBAE via Getty Images

 

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・アレンクラブとは…

大黒柱だったラマーカス・オルドリッジを中心に昨季のスタメン4人を放出し、オールスターガードのダミアン・リラードを軸として新体制で臨んでいるポートランド・トレイルブレイザーズ。若手が中心になりフレッシュな顔ぶれとなったそのチームはリーグで3番に若い平均年齢24.6歳である(1番フィラデルフィア・76ersの23.2歳、2番ミルウォーキー・バックスの24.4歳、3番ブレイザーズと同じでユタ・ジャズの24.6歳、ちなみに最も上なのはサンアントニオ・スパーズの30.8歳、ちなみにちなみに昨季のポートランドは平均26~7歳くらいかなあ)。レギュラーシーズン9勝14敗とやや苦戦しているがリラードの他にC.J.マッカラムやメイソン・プラムリーなど芽を出しつつある選手も増えてきた。その中に今季NBA3年目23歳のアレン・クラブ(Allen Crabbe)も加えておこう。

 

チームメイトのマッカラムやオーランド・マジックのビクター・オラディポらが指名された2013年のNBAドラフトにおいて、クラブは2巡目全体31位でクリーブランド・キャバリアーズに指名されその交渉権はブレイザーズへと渡った。カリフォルニア大(University of California)で3シーズン過ごした彼は、NBA入りする前の3年次に主力として活躍し平均18.4得点6.1リバウンド2.6アシスト1.1スティールを記録している。FG成功率が45.9%と高く、幅広いエリアから得点ができるオフェンスリーダーとして評価されていた。ジェームズ・ハーデンやケビン・ラブも受賞経験のあるパシフィック12カンファレンスの年間最優秀選手やファーストチームにも選出された。

 

カリフォルニア時代のダイジェスト(1分23秒)

 

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・今夏のサマーリーグまで

アレンクラブのルーキーシーズンとなった2013-14シーズンは、ブレイザーズが54勝28敗(勝率65.9%)でプレーオフに進出したときであり、新人のクラブには出場機会はほとんどなかった。15試合に出場し平均6.7分2.2得点。翌2014-15シーズンもポートランドはオルドリッジとリラードの2枚看板を有しシーズンを51勝31敗(勝率62.2%)で終え、プレーオフでは1回戦でメンフィス・グリズリーズ(1勝4敗)に敗れたもののダークホースとして警戒される強豪チームだった。同様にクラブの出場機会はリズムをつかむほど得られず、51試合に出場し平均13.4分3.3得点(FG成功率41.2%3P成功率35.3%)1.4リバウンドをマークした。

 

注目を浴びたのは3年連続で参加した今夏のサマーリーグでのこと。ラスベガスで行われたそのリーグで彼は4試合で先発し平均23.8分15.5得点2リバウンド1.5スティール2.8ターンオーバーを記録。FG成功率が53.2%と高く3P成功率も43.8%とリズムをつかんでいた。前年のサマーリーグでは平均5.6得点、その前のルーキーシーズン時のサマーリーグでは平均4.8得点だったことを加味すると、彼はすでに上のレベルでプレーできる準備が整っていることを示していた。

 

そのサマーリーグでのプレー(2分16秒)

 

・ブレイクか!?

3年目にしてチームはガラッと新体制になり、若手のアレンクラブにも出場機会が多くやってきた。彼は23試合すべて途中出場で平均23.9分9.5得点(FG成功率49.4%3P成功率43.8%FT成功率86.4%)2リバウンド1アシスト0.9ターンオーバーをマークしている。1試合当たり7.6本シュートを放ち、そのうちアウトサイドは2.8本。どちらも成功率が高く、得点においてはキャリアハイを維持している。チームではリラードの24.5得点、マッカラムの19.5得点、アル・ファルーク=アミヌの10.8得点に次ぐ4番目のスコアラーとして貢献。4番目というのがパッとしないけれども、途中出場している選手の中では1番のスコアラーだ。オフェンスで本領を発揮しつつあるクラブがブレイザーズの攻撃を牽引するシーンが増えてくれば、新体制となった同チームにおいてかなり明るいニュースとなるだろう。198センチのそのスモールフォワードはディフェンスも結構良いと思うので期待したいところ。

 

現段階でのベストゲームは12月3日のインディアナ・ペイサーズ戦。25分出場しキャリアハイタイとなる18得点と1スティール2ターンオーバーを記録。10本中4本のスリーを含む7本のFGを成功させ、ペイサーズ戦の勝利に寄与した。最近の5試合(2勝3敗)では平均28.4分14.6得点2.2リバウンド1.2アシスト1.2ターンオーバーをマークし、FG成功率54.9%(5.6-10.2)3P成功率52.4%(2.2-4.2)とかなりノリノリなので注目していきたいですね(^^)

 

18得点のペイサーズ戦(1分18秒)

 

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