攻撃力のある2年目ダグ・マクダーモットの見えてきた課題とは


シュートが良い、

 

ダグ・マクダーモット(シカゴ・ブルズ)。

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Photo by Randy Belice/NBAE via Getty Images

 

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・大学では得点王

レギュラーシーズンを9勝5敗としているシカゴ・ブルズ。フレッド・ホイバーグ新HCのスタートはまずまずといったところだが、そんなブルズから今季NBA2年目23歳のフォワード、ダグ・マクダーモット(Doug McDermott)をピックアップしてみる。2015年のNBAドラフトで1巡目11位でデンバー・ナゲッツに指名され、のちその権利はシカゴにトレードされた。父がコーチを務めるクレイトン大(Creighton University)で4シーズンプレーし、最終学年次には平均26.9得点FG成功率52.6%3P成功率44.9%7リバウンド1.6アシスト1.8ターンオーバーを記録。マクダーモットはジャンプショットに秀でており、アウトサイドからでも得点可能なスコアラーとしてNCAAの得点王となった(ちなみに2位はアントワン・メイソン25.6、3位はT.J.ウォーレン24.8)。数々の冠がついた個人タイトルを受賞した彼は、ブルズでは懸念とされていた得点力を補う役割が期待されていた。

 

マクダーモットの紹介(3分4秒)

 

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・ルーキーシーズンとサマーリーグ

昨季のルーキーシーズンは開幕戦のニューヨーク・ニックス戦こそ12得点をあげ注目を浴びたが、以降は膝の怪我の影響もあってトム・シボドー体制でローテーションを得ることは出来なかった。36試合に出場し平均8.9分3得点1.2リバウンドで存在感を出せなかった。

今夏のサマーリーグに参加したダグマクダーモットは5試合に先発し平均31.5分18.8得点4.4リバウンド1.4ターンオーバーをマーク。調子は悪くないことをアピールし次のシーズンへの準備は整っていた。

 

そのサマーリーグでの一コマ(1分10秒)

 

・ディフェンスが悩みどころ

203センチ102.1キロのマクダーモットはスモールフォワードで、マイク・ダンリービーが離脱中のためトニー・スネルとプレータイムを分け合っている。14試合に出場し4試合で先発。平均19.9分8.8得点(FG成功率47.5%3P成功率46.8%FT成功率77.8%)2.1リバウンド0.6ターンオーバーを記録。今季合計123得点しており、昨季の合計109得点を早くも抜いている。ウィングからの得点力を付けたいブルズにとって彼のオフェンスには期待したいところだが、現状ではそれ以上にディフェンスがネックとなっているようだ。

 

ダグマクダーモットはそもそもシュート力はあるけれども、運動能力やスピードがフォーカスされるタイプではない。大学ではパワーフォワードだったため、現在のスモールフォワードだとよりアスレチックなプレーヤーとマッチアップする必要が出てくる。彼はまだそのギャップに適応できておらず技術的な面でもさらに経験を積んでいく必要がある。NBA.comによるとネットレイティングはチームワーストの-11.8(オフェンシブレイティング90.5、ディフェンシブレイティング102.3)。オンオフコートでは彼がコートにいるときチームの失点は102.8(リーグ19位)で、彼が出ていないときは93.8(リーグ4位)と明らかに違う。2年目ではあるが徐々に改善していくことが望まれるところ。

ベストゲームは11月9日のフィラデルフィア・76ers戦。3本のスリーを含む7本のFGを成功させ、キャリアハイとなる18得点をマーク、勝利に貢献した。レッツゴーマクダーモット!

 

18得点のシクサーズ戦(1分39秒)

 

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