グリズリーズに移籍したマリオ・チャルマーズの現状


良いトレードになったか、

 

マリオ・チャルマーズ(メンフィス・グリズリーズ)。

mario

AP Photo/Brandon Dill

 

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・苦戦を強いられたグリズリーズ

第8シードだったメンフィス・グリズリーズが第1シードのサンアントニオ・スパーズを破り多くのNBAファンを熱狂させた2010-11シーズン。そのシーズンから連続でプレーオフに進出し12-13シーズンにはカンファレンスファイナルに出場、昨季はチャンピオンになったウォリアーズ相手に2勝1敗と勝ち越すシーンも見られ、リーグ有数の強豪チームとして私たちにインパクトを残している。オフシーズンに注目を浴びたマーク・ガソルとの再契約も締結。今季も戦力は十分かに思われたが開幕から9試合の成績が3勝6敗と思わしくなく、懸念とされていたアウトサイドの盛り上がりに欠けたチームのオフェンスは単調になりがちだった。

 

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・チャルマーズ効果?

ヒートから移籍のうわさが立っていたマリオ・チャルマーズ(Mario Chalmers)がついにグリズリーズへトレードされ、メンフィスはアウトサイドの向上を図った。まだ彼がグリズリーズでプレーしてたったの7試合ではあるが、早くもチャルマーズ効果と言わんばかりの貢献を見せている。

 

マリオチャルマーズが新天地でプレーする前の9試合のチーム成績は、3勝6敗平均90.2得点3P成功率25.8%(4.7-18.1)FT成功率79.5%(19.8-24.9)と常勝軍団のイメージからはイマイチな立ち上がり。一方、チャルマーズが来た後の7試合では6勝1敗平均103.9得点3P成功率38.3%(6.6-17.1)FT成功率88.4%(23.9-27.0)と大幅にオフェンスの改善が見られている。

彼自身も移籍後7試合の成績が平均20.3分13.1得点3アシスト1.9リバウンド1.7スティールを記録しており、今季ヒートに在籍していたときよりもはるかに良いパフォーマンスを残した。3P成功率は36.8%(1.0-2.7)とまずまず。特に、FT成功率が87.2%と高いのに加えてアテンプト数も1試合当たり6.7本放っている。このアテンプト数は彼のキャリアハイであり(最高は昨季の3.3本)、同じくキャリアハイをマークしている13.1得点の得点源、チームのFTレベルの向上に大きく寄与している。NBA.comによればチャルマーズのプラスマイナスは+10.5、ネットレイティングでは11.8(オフェンシブレイティング109.4、ディフェンシブレイティング97.6)とこちらでも彼の貢献ぶりが示されている。

 

・ベストゲーム

今季のベストゲームは間違いなく11月16日のオクラホマシティ・サンダー戦だろう。途中出場から23分出場しシーズンハイの29得点を記録。4本のスリーを含む6本のFGと15本中13本のFTを決め勝利につなげた。

 

ハイライト(2分27秒)

 

マリオチャルマーズはマイク・コンリーのバックアップではあるが、彼はヒートのスターターであったし2度のチャンピオンに貢献していることを忘れてはならない。しかし、最近の気になる点はシーズンハイをマークしたそのサンダー戦以降の4試合でアウトサイドが静かなことだ。4試合で合計7本打っているがまだ決まっていない。ただその分アシストやスティールの調子が良いし、チームの成績も良いので今後に期待したいところ。

 

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マリオ・チャルマーズがグリズリーズへ移籍の巻2015/11/11