ウィリー・エルナンゴメスはニックス再建の一翼になるのか

参戦、

 

ウィリー・エルナンゴメス(ニューヨーク・ニックス)。

Instagram(Willy Hernangómez@willyhernangomez)https://www.instagram.com/p/BSyuuV2Dkzx/?taken-by=willyhernangomez

 

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・ウィリー!

レギュラーシーズンを31勝51敗で終え、4季連続でポストシーズンへの切符を逃したニューヨーク・ニックス。近年のニックスはラングストン・ギャロウェイやミンダウガス・クズミンスカス、ランス・トーマス、ロン・ベイカー、ジャスティン・ホリデイなど思いがけない選手が出てきてチームを回している印象だ。2015年のドラフト4位で指名されたクリスタプス・ポルジンギスもまた、今や大注目の若手ビッグマンになっているが、もともとはドラフト4位という点についてネガティブな見方が多かったものである。

 

ポルジンギスと同じ年に2巡目全体35位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに指名された(後その交渉権はニックスに移る)211センチのセンター、ウィリー・エルナンゴメス(Willy Hernangomez)に至っても、ジョアキム・ノアの離脱以降に評価が上がった選手だ。スペイン出身のウィリーエルナンゴメスは2011年からヨーロッパでキャリアをスタート。昨季のNBAドラフトで指名されるも、もう一年ヨーロッパでプレーしたため、この2016-17シーズンが彼のルーキーイヤーになっている。

 

ドラフト時の評価としては、リバウンドとポテンシャルは高く評価され、大目玉というわけではないがチームにうまく溶け込むタイプのスマートなセンターという感じか。センターもアウトサイドを狙うのがNBAにおける昨今のトレンドであるが、エルナンゴメスはもっぱらインサイドで勝負するプレーヤーというのも特徴だ。

 

うめー!(30秒)

 

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今季が開幕した時点ではジョアキムノアとカイル・オクインに次いで3番手のセンターだったが、ノアが2月以降離脱するとウィリーエルナンゴメスのプレータイムが10分以上増加し、先発まで任されるようになった。4月に平均24.8分、12.5得点、8.5リバウンド、3アシスト、1.2スティールを残し、イーストの月間最優秀新人賞に選ばれるほど。

 

結局彼はシーズン72試合に出場し22試合で先発。平均18.4分、8.2得点、FG成功率52.9%(3.4-6.5)、FT成功率72.8%(1.3-1.7)、7リバウンド、1.3アシスト、1.4ターンオーバーを記録した。得点とリバウンドのダブルダブルを11回達成し、1試合当たりのリバウンド数はジョエル・エンビードの7.8リバウンドの次に多い値だ。ただ、エンビードは31試合で1試合当たり平均25.4分の出場だが、23歳のエルナンゴメスは72試合で平均18.4分の中で7リバウンドを記録しているのはなかなかすごい。

 

ポストプレーが非常に上手く、フットワークも軽い。ピックアンドロールなんかも絡めながらチーム貢献できていると思う。パスも良いものを持っているので伸ばしてほしいところ。シュートに関してはインサイドばかりなのでミドルレンジのショットが増えてくるとオフェンスのバリエーションが増えて吉。下のチャートの通り、ほぼゴール周りのショットで埋め尽くされていることが分かる。

 

ポルジンギスとエルナンゴメスはかつてヨーロッパのチームで一緒にプレーした経験があることから、このデュオによる相乗効果も期待された。ニックスのビッグマンだとポルジンギスとノアのデュオが一番長く起用されており(691分)、彼らのオフェンシブレイティング(その選手が出場している間の100ポゼッション当たりの得点指標、OR)は103.3ポイント、ディフェンシブレイティング(その選手が出場している間の100ポゼッション当たりの失点指標、DR)は109.1ポイント、ネットレイティング(オフェンシブレイティングとディフェンシブレイティングの差、NR)は-5.8ポイントとなっている。

 

ポルジンギスとエルナンゴメスのデュオはその次に多く起用されており(558分)、このデュオのORは104ポイント、DRは107.8ポイント、NRは-3.8ポイントである。ニックス全体の平均はORが104.7ポイント、DRが108.7ポイント、NRが-4.1ポイント、ごちゃごちゃと分かりずらいので表にしてみた。

 

OR DR NR
ニックス 104.7 108.7 -4.1
ポル&ノア 103.3 109.1 -5.8
ポル&エル 104 107.8 -3.8

 

簡単に言うと、ポルジンギスとエルナンゴメスのデュオはチーム平均よりも若干良い組み合わせという感じで、大きなインパクトがあったというわけではないということ。

 

このコンビのポテンシャルを買ってニックスの再建の一部を担ってもらう考えもあるが、おそらくそれはウィリーエルナンゴメスのジャンプシュートとディフェンス次第だと思われる。ジャンプシュートに関してはミドルレンジを増やしてほしいし、ディフェンスに関しては被FG成功率が52.3%なのでフィジカルを強化してなんとか抑えたいところ(ポルジンギスは44.1%)。今後ニックスを盛り上げてほしいと思う反面、トレードの駒としても悪くないのでどうなるか、注目です。

 

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